オオクワガタ、オキノエラブノコギリなどの幼虫のエサ交換

今日の九州北部(福岡県福津市)は、午前中から風が強く寒い一日でした。

今日も急ピッチで幼虫のエサ交換を行っております。

オオクワの終齢こちらは、下記のエサ交換リレーで大きく育った大分県日田産のオオクワガタの終齢です。

  • 1本目:ブナ菌糸ビン550cc(2015年6月21日投入)⇒
  • 2本目:ブナ〃850cc(2015年9月11日投入)

このエサ交換のリレーが1本目よりも2本目(特に終齢)の落ち着きと体重の伸びが良く大きく育ってくれます。

体重測定をしてみると・・・

32グラムの終齢

既に糞を2つ出しだ後ですが32グラムもあり期待が持てそうです。

その他にも大きな物が何匹かいます。

黄色みを帯びていたので暴れを回避する為にオオクワマットでの飼育に切り替えました。(850ccボトルに木製プレスで固く詰めて与えました)

オキノエラブノコギリの終齢こちらは、久し振りの登場になりますがオキノエラブノコギリクワガタの終齢です。

●エサ交換のリレーの紹介です。

  • 1本目(2015年8月22日投入):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(今回):無添加マットボトル850cc

終齢で菌糸ビンを与えると落ち着きが悪くなって暴れ(掻き混ぜ)や痩せてしまうことが多いです。

そこで刺激とストレスが少ない無添加虫吉マットでの飼育へ切り替えて大型個体を目指します。

幼虫は、暴れと交換頻度の上昇で痩せやすいです。

マットボトルについて

無添加なので残留成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので安心です。

持ちが良いので3から4ヶ月に1回の交換で済み、ストレス痩せのリスクを減らせます。

オキノエラブヒラタの終齢こちらは、1本目に同じくブナ菌糸ビン550cc(9月8日投入)を与えたオキノエラブヒラタクワガタの終齢です。

こちらも2本目以降は無添加マットボトルで育てました。

本土ヒラタの終齢画像は、1本目(8月17日投入)のブナ菌糸ビン550ccで21グラムまで育った本土ヒラタクワガタの終齢です。

少しギャンブル的な要素が有りますが2本目はブナ850ccを与えてみる事にしました。

ボトルに入れた終齢

2本目の菌糸ビンでの暴れを起こさずに3本目のマットボトルまで持ち込む事が出来れば、高確率で大型個体が出てきます。

※投入したら少し温度が低い場所(20℃を超えない環境)で徐々に成長をさせます。

室内の常温での飼育も可能ですが早く羽化させる為に幼虫のみ18から20℃の加温飼育を行っています。

これからも交換や羽化が続きますので紹介したいと思います。