今日は、水曜日で定休日でしたが夕方から年内に少しでも飼育作業を終わらせる為に出勤です。
年末になって漸く、色々な種類がボチボチ羽化していました。
その中から面白い個体を少しだけ紹介します。
※現在、ボトルは全て遮光クリアボトルに変更になっております。
画像は、今月羽化したばかりの生まれたてホヤホヤのアカアシクワガタの大型個体です。
手に乗せると大きさが伝わりますが56ミリを超える超特大サイズでパーソナルベスト更新です♪
下記のエサ交換で飼育しました。
- 1本目(2015年6月27日)二齢初期:ブナ菌糸ビン500cc
- 2本目(2015年10月2日)終齢末期:微添加オオクワマット(500ccボトルに木製マットプレスで強く固めた状態の物)
夏を挟んだ影響で少し温度が上がり、加齢が進んで暴れ(菌床の掻き混ぜ)を起こし始めたので慌てて2本目は、上記のとおりのエサへ切り替えました。
ボトルにマットを詰める際は、渾身の力で固く詰め込んでください。
そうすることで緩みや乾燥の心配が無くなり、4ヶ月ほど引っ張る事が出来ます。
今回は、もう1匹、更に大きなサイズで羽化していました。
上記の個体と同じ交換リレーで羽化させたアカアシの大型個体です。
羽化したばかりなので体全体が真っ赤な状態です。
羽化直後の測定で56.5ミリを遥かに超えているので多少引き締まっても56ミリオーバーは確実だと思います。
- 1本目(2015年6月27日)二齢初期:ブナ菌糸ビン500cc⇒
- 2本目(2015年10月2日)終齢末期:微添加オオクワマット(500cc)
※エサ交換に関する概要は、前述の個体の説明のとおりです。
その他に今日は、幼虫のエサ交換も行いました。
画像は、1本目(2015年10月9日投入)にクヌギ菌糸ビン500ccを与えた国産オオクワガタ(福岡県久留米産)の終齢です。
1本目の投入から2ヶ月半余りの経過ですが上まで綺麗に食い尽くしていました。
体重測定の結果は26グラムでした。糞を出した後なのでマズマズの大きさだと思います。
※オスの場合は、糞を1つ出すと1グラム前後減量してしまいます。
2本目は、ブナ菌糸ビン800ccに交換しました。
こちらのは、福岡県城島産のオオクワガタのメスの終齢です。
1本目にクヌギ菌糸ビン500cc(2015年10月16日投入)ですが2ヶ月余りでオス並みに食い尽くしていました。
既に1本目を食い尽くした時点で黄色みを帯びて加齢が進んでいるのでオオクワマット(800ccボトル)へ切り替えました。
※理由は、暴れ(菌床の掻き混ぜ)や食い止まりを避ける為です。
こちらは、オキノエラブノコギリクワガタの終齢です。
1本目(9月24日)に二齢でブナ菌糸ビン500ccを与えて約3ヶ月後に2本目への交換になります。
この種類は、鮮やかなオレンジ系統の色で根強い人気があります。
終齢で突然、暴れ始めてしまう事が多いので低ストレスの無添加虫吉マットボトルでの飼育が適しています。
虫吉の幼虫用マットは、無添加につき、ボトル内で残留成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に優しく、食い付きもバツグンです。
持ちが良いので交換頻度を4ヶ月に1回に落とす事が出来ます。
これらの事からストレス痩せのリスクを軽減できます。
体重測定の結果は14グラムでマズマズの成長具合だと思います。
2本目は、無添加マットボトル800ccへ投入しました。
※無添加ですが菌床に栄養価が高いクヌギを混ぜて醗酵させていますので自然の力で大きく育ってくれます。
今後の成長が楽しみです。
アカアシは54mmまでなら羽化させたことがあるのですが、55mmを越えると凄い迫力ですね。
虫吉さんから購入したヤクシマスのジ飼育についてですが、♂3gある幼虫が出てきました。
暴れず羽化できたら、35mmは余裕で越えそうな勢いです。
無事羽化しましたら報告させていただきます。 それでは良いお年を。
ユウさたん様
いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
アカアシクワガタの56ミリはパーソナルベストですが更に大きな幼虫が何匹かおりましたので来年の羽化が楽しみです。
ご報告のヤクシマスジクワガタは、かなりの大型個体が出て来そうな感じです。
マット飼育でしたら暴れが無いので高温による早期羽化にさえ注意されれば問題は無さそうです。
結果の報告を楽しみにお待ち致しております。
良いお年をお迎えください。
来年も宜しくお願い致します。