アマミノコギリなど離島産ノコギリの幼虫のエサ交換

いよいよ今年も残すところ明日と明後日の2日となりました。

本日は、年内最後の幼虫のエサ交換を行いました。

未だ、3ヶ月しか経過していないので発展途上の大きさですが少しだけ紹介します。

アマミノコギリ終齢
画像は、2015年9月13日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに投入したアマミノコギリクワガタの終齢です。

※1本目にしては、大きく育っており、腹部のクモの巣状の血管も透けており未だ未だ大きく育ってくれそうな感じです。今後が楽しみです。

20グラムの終齢
体重測定を行ってみると20グラムも有りました。

2本目は、引き続きブナ菌糸ビン850ccに投入しました。

日本産に生息するノコギリの最大種なので成長(成熟)が遅いのでオスの場合は、2本目も菌糸ビン飼育にチャレンジされても面白いと思います。

※但し、オスの3本目以降はマット飼育の方が結果が出やすいです。

クメジマノコギリの終齢
こちらは、1本目(2015年9月13日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入したクメジマノコギリクワガタの終齢です。

雌雄を問わず2本目はマット飼育の方が結果が出やすいです。

終齢末期での菌糸ビンの暴れ(菌床の掻き混ぜ)による体重減少を回避する為です。

※暴れてしまうと今までの努力が無意味になってしまうほど激縮みしてしまう恐れがあります。

2本目は、無添加虫吉マットボトル850ccに投入しました。

クチノエラブノコギリの終齢
こちらのは、1本目(2015年9月20日)にブナ菌糸ビン550ccに投入したクチノエラブノコギリクワガタの終齢です。

こちらも1本目にしては、順調に育っている様です。

14グラムの終齢
体重測定を行うと14グラムも有りました。

屋久島や三島村方面のノコギリは、本土産と同系統の亜種なので、終齢での菌糸ビン投入は、暴れてしまい結果が出にくいので2本目からエサを切り替えました。

※無添加虫吉マット850ccで育てます。

トカラノコギリの終齢
こちらの画像は、1本目(2015年9月20日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入したトカラノコギリクワガタの終齢です。

16グラムの体重でマズマズのサイズです。

菌糸ビンに入れても途中で暴れるかもしれない中途半端な成長具合(体色)でしたので無添加虫吉マットでの飼育に切り替えました。

※ここまで大きくなっていると2本目以降がマットでも更に大きくなって大型個体が十分に狙えます。

年内のブログは、これが最後になります。
今年は色々とお世話になりました。

年が明けると作業と羽化ラッシュが始まると思いますので面白い情報が御座いましたら紹介したいと思います。

2016年も引き続き宜しくお願い致します。