今日は、2016年1月分の羽化チェックと幼虫のエサ交換を急ピッチで行いました。
今回は、その際に出てきた大型の物を少しだけ紹介したいと思います。
画像は最新羽化のスジクワガタのオス37ミリオーバーです。
この種類は、38ミリを超えるのが稀なので、この大きさになると結構な迫力が有ります。
本来は、1本目にマットを使用する予定でしたが下記の交換を試してみました。
- 1本目(2015年4月28日):ブナ菌糸ビン500cc
- 2本目(2015年10月6日):オオクワマット(500ccボトルに固く詰めた状態)
2本目は、木製マットプレスを用いて渾身の力でボトルに詰めて与えています。
容器が小さいので詰めが弱いと途中で緩んだり乾燥してしまい羽化不全のリスクが高くなってしまいます。
大型個体になるとアゴの内歯も独特の発達をしてカッコ良くなります。
37ミリは過去に何回か出した事が有りますので38ミリ超え(ギネス級)にチャレンジしてみたいと思います。
その他に今日は、大きな幼虫も出て来ましたので紹介したいと思います。
画像は、アマミヒラタクワガタの丸々と太った終齢です。
体重は何と30gもありました。
天然個体のメスを産卵させたので1本目は、少し遅めの投入になっています。
これまでのエサ交換リレーです。
- 1本目(2015年10月2日、二齢):ブナ菌糸ビン500cc
- 2本目(11月20日、終齢):ブナ菌糸ビン800cc
1本目を2ヶ月以内に食い上げて、2本目もも驚異的な速度で食い尽くしました。
すでに成熟期に入り、黄色みを帯び始めています。
この状態で菌糸ビンを与えると暴れ(掻き混ぜ)を起こして激縮みする恐れが高いので低刺激の無添加虫吉マットボトル850ccでの飼育へ切り替えました。
虫吉の幼虫用マットは、無添加につき残留有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱の発生の心配がないので幼虫に優しいです。
また、持ちが良いので交換頻度を3から4ヶ月に1回に減らす事が可能です。
交換回数を減らすと掘り出し時のタッチによるストレス痩せのリスクも低減できます。
こちらは、無添加マットボトル800ccで育てているダイトウヒラタクワガタの終齢です。
3本目の交換をしましたが順調に育っている様です。
(糞をしてしまったので13gになってしまいましたが最初は14g有りました)
15グラムを超えるとかなりの大きさで羽化してくれるのですが、この重さだと50ミリを少し超える程度かも知れません。
今年も皆様に有意義な情報をお届けしたいと思います。
宜しくお願い致します。
スジクワガタ格好良いですね。
アマミヒラタクワガタの幼虫大きいですね!羨ましい!
ダイトウヒラタクワガタも大きいですね!
私のダイトウヒラタクワガタは、マットでじっくり育ててます。
松中嵩市様
いつもお世話になっております。
コメントを頂きありがとうございます。
ダイトウヒラタは、面倒なので1本目だけ菌糸ビンを与えていますがマット飼育で16gまで育てておられるお客様もいます。
※ダイトウヒラタは、菌糸ビンに入れても合っているのか間違っているのか分からない様な何とも言えない食べ方をしますのでマットの方が大きく育つ傾向が有ります。
アマミヒラタは、パーソナルベストのサイズが羽化しそうなので楽しみですが大型化すると羽化不全だけが心配です。
※クワガタは、大きな幼虫ではなく、ノーマークの幼虫が思いがけないサイズで羽化する事も多いので最後まで気が抜けません。
面白い個体が羽化しましたら紹介したいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。