サキシマヒラタとタカラヒラタの特大幼虫【2016年2月28日】

今日の福岡県福津市は、日中の気温が18℃近くまで上がり暖かく過ごしやすい晴れの天気でした。

今日は、夕方頃から幼虫のエサ交換を行いました。

今年は、全体的に大きな個体が多かったので紹介します。

サキシマヒラタの終齢31グラム
画像は、サキシマヒラタクワガタの特大終齢(31グラム)です。
久し振りの大物です。

夏の終わりに天然のメスをセットして産まれた幼虫です。

飼育温度は、18から22℃の範囲内です。

2015年10月16日に初齢で割り出して一時管理用カップで二齢まで育ててから下記のエサ交換を行っています。

  • 1本目(2015年11月13日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年1月14日、終齢):ブナ〃〃850cc
  • 3本目(2016年2月28日、終齢):無添加マットボトル850cc

※この種類は、大きさの割に成長(加齢速度)が早く、前述の温度でもメスは1本目でサナギになってしまう場合も有ります。

オスの2本目の菌糸ビンは、終齢後期の暴れ(掻き混ぜ)による縮み防止の為に早めに切り上げてマットボトルへ切り替えています。

マットボトルについて

無添加なので発酵ガスが発生しない上に持ちが良いので交換回数を減らす事が可能です。

最後は、850ccのボトルで少し窮屈ですが以前、80ミリが無事に羽化した事が有るので大丈夫だと思います。

80ミリの羽化を紹介した記事>>>

他にも28グラムオーバーが沢山いたので今後が楽しみです。

タカラヒラタ終齢21グラム
こちらは、タカラヒラタクワガタの終齢21グラムです。

この体重で上手く行くと67から69ミリが羽化します。

◆下記のエサ交換で飼育しています。

  • 1本目(2015年11月6日):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年1月14日):ブナ〃〃850cc
  • 3本目(2016年2月28日):無添加マットボトル850cc

※前述のとおり、3本目から早めにエサを切り替えています。

他にもオスは軒並み20グラムオーバーが沢山いたので大きな物だけをザクッと画像で紹介します。(交換リレーは、全て同じです)

終齢22グラム
こちらは、同じくタカラヒラタ22グラムの終齢です。

※過去のタイ記録だと思います。

終齢23グラムです
更に大きな23グラムです。

今日の交換したのオスの終齢は、全て20グラムオーバーで好成績でした。

終齢24グラム
最後は、パーソナルベストの24グラムの終齢(化け物サイズ)です。

大きくなり過ぎると羽化不全や蛹化不全のリスクが高くなりますが今後の成長が楽しみです。

※おそらく初夏から夏に羽化すると思います。


サキシマヒラタとタカラヒラタの特大幼虫【2016年2月28日】” への3件のコメント

  1. 菌糸びんで羽化したクワガタは、どれくらい菌糸びんのなかで飼育するのですか?その間エサはやらなくていいのですか?

    • こうちゃん様

      いつもコメントありがとうございます。
      加温飼育の際に羽化したクワガタは、比較的早く活動を開始する事が多いので羽化後4週間から1ヶ月以内を目処にボトルから出しております。
      出した後のクワガタは、いつエサを食べ始めても良い様に常にエサを与えたままの状態にしております。

      宜しくお願い致します。

コメントは受け付けていません。