3月下旬は、少しだけ気温が下がりましたが週明けから徐々に暖かさが戻って来そうです。
昨日、羽化と蛹化のチェックを行ったところ蛹化ラッシュに突入しており来月の大型個体の羽化が今から楽しみです。
一足先に少しだけ羽化が始まっていましたので今回は一先ず小型種のクワガタの新成虫の紹介をしたいと思います。
先ず最初は、ヤマトサビクワガタの特大サイズ26ミリです。
※他にも羽化していましたが軒並み25ミリ前後の大型個体ばかりでした。
2015年7月1日に無添加虫吉幼虫マット(幼虫飼育ボトル550ccに木製プレスで固く詰めた物)に投入して1本成りです。
ズボラ気味で羽化させましたが大型化してくれました。
幼虫は、20℃前後で飼育しています。
画像は、最新羽化のスジクワガタの特大サイズ35ミリです。
※大型個体は、他にも多数羽化していました。
こちらは、今回の羽化チェックで最大サイズのスジクワガタの37ミリの超特大のオスです。
2015年8月7日にオオクワマット(550ccに木製プレスで固く詰めた物)に投入して交換無しの1本成りです。
小さい容器なので詰めが弱すぎると途中で緩んだり乾燥して羽化不全などのトラブルの発生率が上がってしまうので注意が必要です。
※空調管理の場合は、乾燥しやすいので状況に応じて2から3ヶ月に一回の間隔で20から30ccほど加水すると良いです。(但し、入れ過ぎない様に注意が必要です)
こちらの画像は、最新羽化のヤクシマコクワガタの特大サイズ46ミリです。
50ミリには、及びませんが太くてガッチリした個体です。
※既に翅が固まっていますが赤みが強い綺麗な個体です。
少し艶消し状で太いアゴを持つのも特徴です。
下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目(2015年10月26日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2016年1月7日、終齢):オオクワマット(550cc)
3月上旬羽化です。
成長(加齢)速度が速いので早く羽化しやすいです。(気温が高いと1本成りします)
※終齢で菌糸ビンに入れると暴れ(掻き混ぜ行動)を起こして激縮みを起こしやすいので2本目からエサを切り替えています。
こちらは、オキナワコクワガタの超特大37ミリ前後のオスです。
未だ体が柔らかいです。
因に下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目:(2015年5月28日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目:(2015年9月1日、終齢):オオクワマット(550cc)
- 3本目:(2016年1月14日、終齢):同上
2016年3月羽化です。
※エサの切り替え理由は、前述のとおりなので省略します。
こちらも同じくオキナワコクワの超特大38ミリです。
※現時点でパーソナルベストです。
本土産と全く異なる形で独特の雰囲気が有ります。
こちらも下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目:(2015年5月28日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目:(2015年9月12日、終齢):オオクワマット(550cc)
- 3本目:(2016年1月15日、終齢):同上
2016年3月羽化です。
今後も大型個体が羽化していたら紹介したいと思います。