九州北部は、4月に入り暖かい日が続いています。
今日は、昨日よりも少し気温が低いですが時々晴れ間が続く過ごしやすい一日でした。
桜の花も散って新緑の季節が近付きつつあります。
虫吉が育てている森も少しずつ緑が見え始めました。
※放置竹林を開墾して作った森も今年で10年目になります。
今日は、オオクワガタの産卵セットと少しだけ最新羽化の新成虫の紹介をしたいと思います。
九州産のクヌギ産卵木(L)を大きめの容器に入れてまとめて加水している様子です。(画像は5本ですが後から1本追加しています。)
この作業は、晴れた日に行った方が水切れが良いのでお勧めです。
加水時間は、上からブロックや水入りペットボトル等で重しをして30分程度で大丈夫です。
水切れを良くする為にカゴ上に乗せて6から8時間ほど日陰干しを行います。
樹皮は、ステーキナイフ等を用いて適当に半分ほど剥がすだけで大丈夫です。
コバエ防止飼育容器(中サイズ)に成虫用マットを5から7センチほどの深さになる様に入れます。
マットの上に先ほどの半分だけ樹皮を剥がした部分を下向きにして朽ち木を入れて産卵セットの完成です。
※後日ペアを入れる予定です。
今日は、夕方に少しだけ羽化チェックを行ったので紹介したいと思います。
画像は、4月上旬羽化のサキシマヒラタクワガタ75ミリの綺麗な個体です。
徐々に大きなサイズが羽化し始めているのでこれからの羽化が楽しみです。
下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目(2015年9月18日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2015年12月12日、終齢):ブナ″″850cc
- 3本目(2016年2月18日、終齢):無添加マットボトル850cc
※終齢末期での菌糸ビンでの暴れ(掻き混ぜ)による縮み(小型化)を避ける為に3本目からマットボトルへ切り替えています。
無添加なので固く詰めてもボトル内で発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心な上に持ちが良いので交換頻度を3から4ヶ月に1回に落とせます。
※交換時のストレス痩せのリスクを軽減できます。
こちらも同じく4月上旬羽化のアマミヒラタクワガタの73ミリから74ミリのオスです。
アゴが太く重量感があるので人気の種類です。
今年は、大きな幼虫が多かったので今後パーソナルベスト級の大型個体の期待が膨らみます。
下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目(2015年8月27日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目(2015年10月30日、終齢):ブナ菌糸ビン850cc
- 3本目(2015年12月18日、終齢):無添加マットボトル850cc
※当店のクヌギとブナは、同じ菌種なので途中で切り替えても飼育に問題は御座いません。
ブナの方が粒子が粗いので通気性が確保されて終齢の落ち着きが良くお勧めです。
3本目からの交換理由は、前述のとおりなので省略いたします。
これから本格的なシーズンに突入しますので面白い情報が御座いましたら紹介したいと思います。
ドングリから作った森、読みました❗
素晴らしいですね❗
t-nakaza様
いつもお世話になっております。
コメントを頂きありがとうございます。
ここ数日、暖かい日が続いておりますので年末に植えたドングリも一斉に芽を出し始めました。
ドングリからの苗作りは比較的簡単なので機会が御座いましたら是非チャレンジしてみてください。
今後とも宜しくお願い致します。