トクノシマコクワやダイトウヒラタの羽化など

昨晩の熊本地方の地震で多くのお客様にご心配のメールをいただき、この場を借りてお礼を申し上げます。

福岡県福津市、宗像市方面は時々体に感じる横揺れや余震を感じましたが幸い大きな被害は出ておりません。

但し震源地の熊本県益城町や熊本市の大きな被害が心配されます。
一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

本日は、昨晩ボトルから出した新成虫の羽化情報を少しだけ紹介したいと思います。

ダイトウヒラタクワガタ
最初に紹介するのは、最新羽化のダイトウヒラタクワガタ56ミリ前後の大型個体です。※久し振りの大型個体です。

基本的に全ての幼虫は、羽化を早める為に真冬は20過度前後での加温飼育です。

下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2015年4月3日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2015年6月15日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2015年11月16日、終齢):同上

※交換漏れで少し間隔が空きましたが3から4ヶ月毎の交換がベストです。

・2016年2月下旬に蛹室を作り始めたので4本目への交換は無しです。

2本目以降は、終齢での菌糸ビンでの暴れ(掻き混ぜ)による縮みを避ける為に低ストレスのマットボトルへ切り替えました。

マットボトルについて

当店のマットは、無添加なので発酵ガスや発酵熱が発生しないので安心です。

また、持ちが良いので交換頻度を4ヶ月に1回に落とせますので交換時のストレス痩せも防止できます。

ミシマコクワガタ
こちらも最新羽化のミシマコクワガタ46ミリ(47ミリに限りなく近い)の大型のオスです。
※赤くて綺麗なので人気があります。(激レア種の一つです)

下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2015年7月13日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2015年10月3日、終齢):オオクワマット(飼育ボトル550ccに木製プレスで固く詰めた状態)

※ボトルへの詰めが弱いと途中で弛んだり、乾燥しやすくなるので注意が必要です。

トクノシマコクワガタ
こちらはの画像は、最新羽化のトクノシマコクワガタ38ミリ(39ミリ前後)の特大個体です。

リュウキュウコクワの仲間で独特の形をしており人気が高いです。

下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2015年7月24日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2015年10月5日、終齢):オオクワマット(550cc)
  • 3本目(2016年2月13日、終齢):同上

これから続々と羽化が始まるので面白い個体が出てきたら紹介したいと思います。