本土ヒラタクワガタとノコギリがメインの採集でした(2016年6月13日)

今日は、日曜日までの雨天が一転して蒸し暑い一日でした。

数日振りに今晩も店長と一緒に早速、クワガタ採集に出掛けました。

樹洞の本土ヒラタのオス

最初に近場の農道脇の木を見て回ると樹洞に潜む本土ヒラタクワガタのピカピカで綺麗なオス58ミリを見つけました。(発生して間もない個体だと思われます。)

折れて朽ちかけた木の窪みに上手く隠れていました。

※オスの下にメスも隠れていました。

この場所付近は、昨年沢山の個体を見掛けましたが今年は伐採でクヌギが無くなったり、木の成長で樹洞が塞がって樹液が止まってしまったりと期待が薄いかもしれません。

次は、場所を変えて山頂付近のいつものポイントへ向かってみました。

※雨が上がってから最初の採集なのでメスが集まっている可能性が大です。

50ミリ前後のオス

いきなり高い場所から出る樹液を吸っている本土ヒラタ(50ミリ前後)のオスを見つけました。

メスもいたのですが照明に警戒して落下してしまいました。

隠れるオスと2匹のメス

こちらは、少し離れた場所に有るクヌギの木の枝が折れた場所に隠れるヒラタクワガタのオス(55ミリ前後)と2匹メスです。

少し分かりにくいですが上にメス、窪みの中にペアがいます。

画像の様に一夫多妻制の状態になる事が多いです。

(過去にオス1匹に対してメス6匹以上の場合も有りました)

強いオスにメスが集まっている様に思えます。

メスの採集は、画像の様な樹洞や大きな樹皮の剥がれ(裂け目)があり、なおかつ樹液が出ているクヌギを見つけておくと比較的簡単です。

53ミリのオス

帰る途中で森の入り口付近のクヌギに止まっていた本土ヒラタのオス(53ミリ)です。

最初に見た時は、いない場合でも少し時間を置いて再び見ると集まっている事が多々有ります。

この場所では、そこそこ採集出来たので今度は平野部のポイントへ向かいました。

ノコギリとコクワ

高い場所から出る樹液に集まっていたノコギリクワガタ(後で測定すると58ミリ)です。

※メスと一緒にいるのは小さなコクワガタのオスです。

沢山のノコギリとヒラタ

大きなクヌギの巨木の高い場所に集まったので適当に網を当ててみると沢山のノコギリとヒラタが入っていました。

様々なサイズの個体

発生が本格的に始まり、様々なサイズの個体を見掛ける事が出来ました。

※真ん中の大きめのオス(55ミリ前後)とメスのみ持ち帰って残りは、リリースして逃がしました。

明日も晴れる様なので時間があれば採集に出掛ける予定です。


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