昨日は、夕方くらいまで雨の天気だったので採集はお休みでしたが今日は朝から晴れの天気で絶好の採集日和でした。
早速、店長と夜間のクワガタ採集に出掛けました。
最初のポイントで見つけたクヌギの幹を歩いて移動していた本土ヒラタクワガタのオスです。
50ミリ前後のサイズでしたが、右後脚の符節(爪)が欠損しており残念ながらリリースです。
ここ数日で一気に樹液が出る木が増えて多くの個体を見掛ける様になりました。
クヌギの幹の高い場所に集まる本土ヒラタのペアです。
※上の大きい方がメスで下に隠れている小振りな方がオスです。
雨上がりの翌日は、よく見掛けます。
樹皮が剥がれた箇所から出る樹液に集まった本土ヒラタの45ミリ前後のペアです。
画像では分かりにくいのですがオスのアゴの斜め上にメスが隠れています。
因みにこういった樹皮の裂け目(めくれ)などの狭い場所に隠れる為に平べったい体型をしている事が名前の由来です。【平たいクワガタ→ヒラタクワガタです。】
オスは、そこそこの大きさだったのですが残念ながら越冬個体(昨年以前に発生した個体)だったのでリリースしました。
(魚釣りで言うところの「キャッチ&リリース」です)
クヌギの根元付近の樹皮が剥がれた場所で見つけた大型の本土ヒラタのオスです。
※実は、オスの奥にメスが隠れていました。
こちらのオスは、60ミリを大きく超えていましたが残念ながら越冬個体だったのでリリースしました。
梅雨の時期に発生数がピークを迎えるので、お気に入りの木を見つけると入れ替わり立ち替わりで次々と別の個体が集まっている事が多いです。
特にメスは、採れる木と採れない木がパッカリと分かれてしまいます。
樹洞や樹皮の剥がれが有って、そこから樹液が出ている事が条件です。
別ポイントのクヌギの高い枝から出ている樹液に網を伸ばしてみると小型のノコギリクワガタのオス3匹とメス3匹が一気に採れました。
平野部に近いポイントでは、その他にも沢山の個体を見掛けました。
久し振りにノコギリの65ミリオーバーの大型水牛かと思いきや残念ながら左後脚の符節が切れていました。
※勿論、そのまま元の場所にリリース(持ち帰らずに逃がす事)しました。
今度は、少し車を走らせて山頂付近のポイントに向かいました。
最初の木で今シーズン初のカブトムシのメスを見つけました。
未だ発生初期で個体数は少ないですが今後が楽しみです。
少し奥に進んだクヌギの高い場所でから出る樹液で見つけたカブトムシのオスです。
※60ミリ前後の小振りなサイズだったのでリリースしました。
今年は、例年よりも少し気温が高いので比較的早く採れ始めるかもしれません。
【野外採集品に関する安心の5項目】
・当店では、越冬個体や産卵過多のメス、欠損、麻痺、穴傷がある野外採集品の販売を一切行っておりません。
・販売個体は、全て採集直後から保管、出荷(お届け)まで一貫して1匹ずつ個別管理を行なっております。
・クワガタのコンディションを維持する為に真夏は18℃の冷温室で涼所保管を行なっています。
・餌には、国産プレミアム昆虫ゼリーやプロゼリー(いずれも合成保存料無添加)を与えています。
・ダニ取りマットでダニを除去してから出荷しております。
以上の徹底した管理を行い厳選したペアをお届け致しております。
★勿論、死着補償と業界初のお届けから3日間の死亡補償付きです。
水牛のノコギリクワガタかっこいいですね。
私の通っているポイントにも少なからず生息しているみたいなので、大型水牛を採りたいですね。
2件報告があります。
スジクワ♂33㎜ upを採集しました。
顎欠け固体だったのが少し残念ですが、35㎜upに向けて良い刺激になりました。
もう一つは、先日ヤクシマスジ♂が無事完品羽化しました。
サイズは目測では36~37㎜程度だと思われます。
さらに大きな♂の蛹化がまだですが、体が固まったら改めて画像付きで報告させていただきます。
それではまた。
ユウさたん様
いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
こちらは、福岡でも北部の海岸側になるのでスジクワガタが生息しておらず羨ましい限りです。
福岡でも南部(大分県との県境)には沢山生息しているのですがなかなか採集には行けません。
大型個体の採集や羽化の際は、是非ご報告ください。
今後とも宜しくお願い致します。