今日は、久し振りに昆虫採集の記事の紹介です。
基本的に毎日採集に出掛けているのですが今年は、いつものポイントで木が伐採されたり、樹液が出ている木が少なく苦戦中です。
こちらは、毎年樹液を出しているクヌギで見つけた赤くて綺麗なカブトムシの大型オス70ミリです。
この時期になると急に個体数が増え始めますので夜間は、小さな他の昆虫を余り見掛けなくなります。
背中に泥が付着しているのは、日中に土の中に潜っていた事が考えられます。
但し、森の王者も目立ちやすいので天敵の鳥獣に狙われやすく、明るい日中の時間帯は身を隠すのに精一杯です。
台場のクヌギから出ていた僅かな樹液を吸っていたカブトムシのメスです。
この木も昔は、沢山の個体が集まっていましたが今年はイマイチです。
先ほどの台場クヌギの根本の付近から出ていた樹液にも別のメスがいました。
最初に紹介したオス同様に背中には泥が付着しています。
角を持たない分だけ土に潜るのが上手く、産卵も腐葉土や堆肥に潜り込んで行います。
なので体中にある微毛は、泥を落とすブラシの役割も果たします。
こちらは、今年2匹目の大きくて黒いカブトムシのオス80ミリです。
右側のオスと比べての迫力が違い過ぎます。
実は、小さな個体は、大きな個体に絶対に敵わないので、少し離れた場所で様子を窺って隙を見て樹液やメスに近付きます。
3時間後、帰宅途中に立ち寄ってみると前述の写真の小さなカブトムシのオスに1匹に対して2匹のメスが集まっていました。
親分(80ミリのオス)を持ち帰ったのでライバルがいなくなったので伸び伸びとしています。
これからお盆休みに入るまで頑張って採集しますので宜しくお願い致します。
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おじゃまします。
やはり採集の方苦戦されていましたか。
私も同じ様に感じておりました。場所は良くても樹液が出ていないとか、樹液が出ていても蛾すらついていないとか。
なんか今年は変だなと。
佐賀県や朝倉、浮羽の方は調子良いらしいけどですね。
今年は添田、彦山に遠征しまして始めてアカアシクワガタに出会いました。でも添田でも全体的に虫が小さめな様です。
あと感じたことはシカはどんでもないくらい増え続けてますが、イノシシが減ったような気がします。実は私は10年ほど前まで狩猟をやってましてその辺よく分かるんですw
今年は野生化したアライグマまで遭遇しましたよ。
そのうち宗像でも見かけるようになるでしょうね。
気を付けて採集頑張って下さい。吉報楽しみにしております。
佐藤様
いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
今年は、私が回っているポイントに関しては全体的に樹液が少なくて採集数がイマイチですがサイズに関しては申し分ないレベルです。
このブログを書いた直後の採集でノコギリクワガタの71ミリを採集しました。
こちら福津市は、鹿の発見例こそ無いもののイノシシやハクビシンが多く、農業被害も凄い様です。
夏も折り返し地点ですが面白い情報があったら紹介したいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。