ツシマヒラタ、アマミノコギリの大型個体の羽化

10月も中旬に差し掛かり朝晩が急に肌寒くなりました。

現在、最新羽化の新成虫のボトル出しの作業を行なっています。

その中で大きめのカッコいい個体が羽化していましたので紹介します。

ツシマヒラタクワガタ78ミリ
こちらは、2016年9月羽化のツシマヒラタクワガタの特大78ミリのオスです。

今年は、夏の終わりから少しずつ羽化していますが徐々にサイズアップしています。

お客様からのご報告では80ミリオーバーが羽化したとの事でしたので78ミリは未だ未だのサイズなのかもしれません。

下記のエサ交換リレーで羽化させました。

  • 1本目(2016年2月10日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年5月9日、終齢):ブナ〃〃850cc
  • 3本目(2016年7月2日):無添加マットボトル850cc

8月下旬にサナギになっていました。

※3本目は、終齢での菌糸ビンの暴れによる大きさの縮みを避ける為に低ストレスの無添加幼虫マットでの飼育へ切り替えています。

(余り大きく無かったのですが切り替え後に伸びてくれた様です。)

アマミノコギリクワガタ76ミリ
こちらは、2016年9月下旬羽化のアマミノコギリクワガタ76ミリの特大サイズのオスです。

昨年の夏に入荷した天然のメスで産卵セットを組んで割り出した幼虫を育てました。

下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2015年11月18日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年2月2日、終齢):ブナ〃〃850cc
  • 3本目(2016年4月19日):無添加マットボトル850cc

終齢は、気温が高い時期のエサ交換の際に落ち着きが悪くなる事が多いので夏の交換を避けて少しズボラ飼育になってしまいます。

交換から約4ヶ月後の8月26日には、サナギになっていました。

こちらも『菌糸ビン→マットへの切り替え飼育』です。

これからも割り出しや幼虫のエサ交換、羽化チェックなどが続きますので面白い情報が御座いましたら紹介したいと思います。