ヤクシマコクワやトカラコクワの幼虫のエサ交換

こちら福岡県福津市(九州北部)の週末は、生憎の雨ですが暖かい一日です。

今回は、一昨日行った幼虫のエサ交換の様子を紹介します。

ヤクシマコクワガタの終齢画像は、1本目(2016年8月27日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入したヤクシマコクワガタの終齢です。

今年の6月に入荷した天然個体を産卵させて生まれた幼虫を育てています。

7グラムの大型体重を測ってみると7グラムの大型でした。

この種類は、早熟、早期羽化の傾向が強い傾向があります。

2本目は、菌糸ビンに入れると突然暴れ(かき混ぜ)を起こして縮んでしまう確率が高くなるのでオオクワマットでのへ切り替えました。

550ccボトルに木製プレスを用いて渾身の力で思いっきり固く詰めています。

詰めが弱すぎると途中で乾燥したり緩んでしまい交換頻度が上がったり蛹化時のトラブルも増加します。

なお、ボトル詰めの直後は、微生物が安定しないので20度前後の場所で3日ほど温度慣らしを行なってから幼虫を投入しています。

※ボトル内の温度は、外気温よりも3℃前後(環境によっては、それ以上)も高くなる事が多いです。

虫吉でも気温が高い日は、11月でも冷房を効かせています。

秋口でも投入後の高温には、十分に注意が必要です。

オキナワコクワガタの終齢こちらは、オキナワコクワガタの終齢です。

この種類は、本土の種とは別の亜種になるのでサイズ小振りですがこの大きさでも最終的に結構な大きさまで育ってくれます。

※こちらも2本目は、前述理由でオオクワマットでの飼育です。

トカラコクワガタの終齢こちらは、トカラコクワガタの終齢です。

こちらも1本目(2016年8月27日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入して今回の交換を迎えました。

前述の理由で2本目からは、エサを切り替えました。

シャープな体型の種類につき、この体重でも48から50ミリ前後が羽化する事があるので今後が楽しみです。