今日の福岡県福津市(北部九州)は、明け方未明の大荒れの天候が嘘のように午後から晴れの一日でした。
今日は、一昨日から行っている幼虫のエサ交換で出て来た大きな幼虫の紹介をしたいと思います。
画像は、1本目(2016年9月20日)に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに入れた本土ヒラタクワガタ(福岡県福津市産)の終齢です。
約2か月半で良い感じに巨大化していました。
体重測定を行ってみると1本目で20グラムまで育っていました。
2本目は、菌糸ビンの暴れ(菌床のかき混ぜ行動)を回避する為にマットボトル850ccへ切り替えました。
※ご自身でボトル詰めをされる場合は、マットプレスを用いて超固詰めすると良いです。
投入の際は、画像の様に幼虫のサイズに合わせて専用シャベルで穴を開けてあげると良いです。
その際に盛り上がった残土を取り除くと潜った際に通気口が塞がる事故が少なくなります。
上からの画像で少し分かりにくいですが表面に空けた穴の様子です。
穴に幼虫を入れて蓋を閉めておくと勝手に潜って行きます。
※前回の記事でもご紹介しましたが菌糸ビン→マット飼育への切り替えでも本土ヒラタ70ミリが羽化しておりますのでご安心ください。
こちらも本土ヒラタ(福岡県福津市産)の20グラムの終齢です。
最初に紹介した個体と全く同じエサ交換のリレーです。
こちらは、先に紹介した2匹を上回る重量の本土ヒラタ(同じく福津市産)の21グラムの終齢です。
流石に気温が下がり始める秋に採取した幼虫は、大きくなる事が多いので今後が楽しみです。
今回は、暴れると面倒なので全て2本目からマットボトル850ccに投入しました。
こちらは、1本目(2016年6月30日)クヌギ菌糸ビン550cc→2本目(9月5日)マットボトル850ccで今回の3本目の交換を迎えたオキナワヒラタクワガタの21グラムの終齢です。
3本目も引き続きマットボトル850ccでの飼育になりますが今後の成長と羽化が楽しみです。
こちらは、1本目(2016年9月26日)ブナ菌糸ビン550ccに投入したアマミヒラタクワガタの終齢です。
1本目にしては、マズマズのサイズだと思います。
こちらは、まだまだ大きく育つので引き続きブナ菌糸ビン850ccに投入してみました。
2本目は、暴れる前に切り上げて3本目のマットボトルに上手く交換できれば高確率で70ミリを大きくオーバーしてくれます。
こちらの画像は、1本目(2016年9月13日)にクヌギ菌糸ビン550ccを与えたゴトウヒラタクワガタの終齢22グラムです。
これから更にサイズアップしそうな雰囲気があります。
2本目は、ブナ菌糸ビン850ccに投入しました。
ブナの方が少し粗めのオガクズが入っているので少々固く詰めても通気性が確保されて幼虫の落ち着きが良いです。
※粒子が細かいとオガクズ間の隙間が無くなって酸欠気味になりやすいので終齢飼育時には、温度を上げすぎない等の注意が必要になります。
最後に面白い(笑える)個体がいたので紹介します。
※飼育や出品情報に関係ない情報ですが・・・。
画像は、ダニ取りマットを纏ってアフロヘアになった奇跡のヤマトサビクワガタのメスです。
※産卵セットの準備の為にペアリングをさせようと思ったのですがあまりに見事だったので今日の所は止めてしまいました。
寒い季節になりましたが12月も面白い情報がありましたら紹介したいと思います。