今日から1月中旬に入り、九州北部(福岡県福津市)も少しずつ冬の寒い季節に入りつつあります。
今回は、一昨日(1月8日)に行った2本目から3本目へのタカラヒラタクワガタの幼虫のエサ交換の様子を紹介したいと思います。
想像以上の大きさに育っていましたので是非ご覧ください。
画像は、エサ交換の為にマットボトル850cc(無添加虫吉幼虫マットのボトル詰め商品)から出したタカラヒラタの終齢です。
出した瞬間に20グラムを楽に超えている事が分かるほど丸々と太っていました。
体重を測ってみると23グラムまで育っていました。
今後が楽しみなサイズです。
※飼育温度は19から22℃の範囲内です。
●因にエサ交換のリレーは、下記のとおりです。
- 1本目(2016年6月24日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2016年9月5日、終齢):無添加マットボトル850cc
終齢での暴れ(菌床の掻き混ぜ)による縮みを回避する為に2本目からエサを切り替えています。
無添加なので発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に優しい商品です。
また、持ちが良いので3から4ヶ月に1回の交換で済み、ストレス痩せのリスクを軽減できます。
ボトルに投入する際は、専用シャベルを用いて穴を空けると作業が楽です。
画像の様に終齢が入るくらいの穴(窪み)を空けるだけで大丈夫です。
穴に投入してフタを締めたら3本目への交換が完了です。
※今回のボトルで無事に羽化してくれる事と思います。
今回全部で10匹以上のオスの交換を行いましたが全て20グラム以上でした。
特に大きかった終齢を紹介したいと思います。
最初に紹介した23グラムよりも少し大きなタカラヒラタの24グラムの超特大サイズの終齢です。
こちらの方も全く同じ交換リレーで超特大70ミリオーバーの羽化を目指してみます。
- 1本目(2016年6月24日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2016年9月5日、終齢):無添加マットボトル850cc
- 3本目(2017年1月8日、終齢):同上
今回は、さらに大きな25グラムの大台に乗った幼虫もいました。
ついにタカラヒラタの終齢25グラムが出ました。
但し、この時点での体重は、成虫の大きさに100%反映される訳でないので何とも言えません。
途中経過の体重は、『水物(みずもの)』みたいな物なので最後まで分かりません。
今年は、20グラムオーバーの終齢が沢山いるので下手な鉄砲も数撃てば70ミリオーバーに当たるかもしれません。
今後の羽化が楽しみです。