タカラヒラタクワガタの超特大サイズの羽化の飼育情報(2017年3月31日)

今日の福岡県福津市(九州北部)は、小雨が降る肌寒い一日でした。

4月に合わせるように近所の桜の開花が始まり、いよいよ春の到来を感じる今日この頃です。

今日は、3月末までに羽化したタカラヒラタクワガタの新成虫を少しだけ紹介したいと思います。
※少しフライング気味のご紹介なので直ぐの出品が厳しい個体ばかりです。

タカラヒラタクワガタ69ミリ

画像は、2017年3月最新羽化のタカラヒラタ69ミリ極太系の特大サイズです。

0.数ミリ70ミリに届いていませんが後から紹介する70ミリよりもサイズの割りに横幅があるので太くてカッコいいかもしれません。

※但し、アゴに凹みがあるので訳あり品での出品になるかもしれません。

交換の際に特に大きさを感じなかったので途中の体重は記録していませんが最後に飛躍的に伸びている事だけは確かです。

幼虫飼育温度は、18から20度前後です。

■下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2016年5月27日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在はブナ遮光ボトル500ccへ仕様変更)
  • 2本目(2016年8月13日、終齢):無添加マットボトル850cc(現在は遮光ボトル800ccへ仕様変更)
  • 3本目(2016年11月24日、終齢):同上

※1月30日には、前蛹(サナギになる直前段階)になっていたので4本目への交換は行っていません。

終齢で菌糸ビンに入れても暴れて逆に伸びない場合が殆どなのでマットボトルへ切り替えました。

菌糸ビンからマットへの切り替え飼育について>>


マットボトルについて

マットボトルとは、無添加虫吉幼虫用マットをボトルに渾身の力で超固詰めした虫吉オリジナル商品のことです。

添加剤を一切加えずに発酵させていますので、残留添加成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないのでボトルに固く押し詰めても安心な商品です。

ガス抜き不要、加水不要

劣化が遅く、幼虫の落ち着きも良いのでタカラヒラタの場合、3から4ヶ月に1回の交換頻度に抑える事ができます。

交換回数を減らす事で掘り出し時の幼虫への負担も軽減できます。


続いては、久しぶりの70ミリの紹介です!

タカラヒラタ70ミリ

こちらも3月最新羽化のタカラヒラタ超特大70ミリのオスです。

前述の個体にも言えるのですが70ミリ前後の個体は迫力があります。

こちらも終齢時の交換の際に特に大きさを感じなかったので体重測定は行っていません。

※前述の個体同様に最後のボトルで20グラムを大幅に超える重量まで伸びていると思います。

期待していなかった幼虫が70ミリを超えて羽化したので年明けに紹介した23から25グラムの幼虫群の羽化が楽しみです。

※これからの季節は、日中は冷房を効かせてボトル内の温度が急激に上がらないように細心の注意を行う必要があります。

■下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2016年5月27日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光クリアボトルタイプ500cc)
  • 2本目(2016年8月13日、終齢):無添加マットボトル850cc(現在は遮光タイプ800cc)
  • 3本目(2016年12月12日、終齢):同上

→1月26日には、前蛹になっていたので4本目への交換は行っていません。

切り替え飼育は、暴れ防止や無難な方法だと思われるかもしれませんが、大きく育てる為に行なっています。

1本目で大きく育ててしまえば後は、持ちが良いエサで交換回数を減らせば大型化しやすいです。