屋久島産ヒラタクワガタとイキヒラタの最新羽化の新成虫の紹介

今回も4月中旬から下旬に掛けて羽化した新成虫を紹介した良いと思います。

※5月は、連休の関係でブログを更新出来なかったので一気に紹介中です(汗)

屋久島産ヒラタ65ミリ

画像は、最新羽化の屋久島産ヒラタクワガタ65ミリの大型サイズです。

昨年は、天然採集品のみの出品だったので繁殖個体の記念すべき第一号です。

北部九州産とは、少し雰囲気が異なる感じです。

勿論、昨年の夏に入荷した天然のメスから産まれた子供です。

■下記のエサ交換で羽化させました。(飼育温度は18から21℃の範囲内)

  • 1本目(2016年8月8日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年10月31日、終齢):無添加マットボトル850cc(中身は無添加虫吉幼虫用マット

→2017年2月下旬に蛹室を作っていたので3本目への交換無しです。

終齢での菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ)によるサイズロスを避けて大型個体を狙う為に低刺激のマットボトルへ切り替えました。

終齢後半の伸びをじっくりと促すイメージです。

菌糸ビン→マットへの切り替え飼育について>>


マットボトルについて

マットボトルとは、無添加虫吉幼虫用マットのボトル詰め商品の事です。

添加剤を一切加えずに発酵させてたマットなので、ボトル内で残留添加成分の腐敗による有害な発酵ガスや発酵熱が発生せず幼虫にとって安心安全です。

※ガス抜き不要、加水不要。

劣化が遅く、持ちが良いので交換頻度を3から4ヶ月に1回に抑える事が可能です。

交換によるストレス痩せのリスクも軽減できます。

無添加虫吉幼虫用マットの説明書(クワガタ版)>>


イキヒラタ75ミリ

画像は、4月末に羽化したばかりのイキヒラタクワガタ74ミリ(限りなく75ミリに近い)のオスです。

■下記のエサ交換で羽化させました。※飼育温度は18から21℃。

  • 1本目(2016年5月19日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年8月3日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年1月8日、終齢):同上

→2017年2月28日に前蛹になっていました。

※2本目は、最初に紹介した個体と同様の理由でエサの切り替えを行なっています。

イキヒラタ78ミリ

画像も羽化して間も無いイキヒラタ77ミリから78ミリの特大サイズのオスです。

※未だ真っ赤なので何とも言えませんが現時点では78ミリを超えています。

■下記のエサ交換リレーで羽化させました。

  • 1本目(2016年6月27日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年9月18日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年1月17日、終齢):同上

この個体も羽化して間も無いので出品まで少しお時間をいただくと思います。

今年は比較的大きな個体が多いので今後の羽化が楽しみです。