本土ヒラタクワガタやコクワガタなど2017年最初の夜間の樹液採集

2017年6月最初の投稿です。

今日の福岡県福津市は、晴れ時々曇りの蒸し暑い一日でした。
夜になると少し風が吹いて心地良い感じです。

今晩は、店長と一緒に2017年最初の夜間採集(昆虫ウォッチング)に出掛けました。

昨年の8月以来のクワガタの樹液採集なのでワクワクしていました。

コクワの小型のオス

毎年の様に樹液を出しているクヌギの枝の付近で見掛けたコクワガタの小型のオスです。

最初は、樹液が出ている場所にいましたがライトの明かりに驚いて逃げ出しています。

店長は、5月から昼間に数匹の個体を採集していますが私にとっては、これが記念すべき2017年の第1号です。

但し、この個体は、越冬個体(昨年以前に野外活動している)につき、写真だけ撮影して、そのままにして帰りました。

※高齢につき、直ぐに寿命が尽きてしまい長く生きる事が出来ません。

本土ヒラタの小型のオスです。

画像は、樹液が出ている付近の樹洞(樹の裂け目)に入り込んでいた本土ヒラタクワガタの小型のオスです。

飼育下では比較的簡単に育てる事が出来る60ミリ台のオスでも自然界では、滅多にお目にかかれない存在です。※殆どが40ミリ前後の個体ばかりです。

こちらも越冬個体につき、写真だけ撮りました。

木の裂け目に隠れたオス

直ぐ隣の木の裂け目に隠れていた本土ヒラタのオスです。

体にツヤが無く、少し白っぽく見えるのは、既に高齢の越冬個体だからです。

こちらの個体も出会った証しの記念撮影だけ済ませて、そのままにして帰りました。

3匹のメス

同じ木の根本付近の小さな樹洞には、本土ヒラタのメスが3匹も鮨詰め状態で入っていました。

今回は、周辺にオスを見掛ける事ができませんでしたが、おそらく近くにいたはずです。

実は、樹洞に居座ったオスを残しておくと数日後に勝手に新たなメスが集まって来る事が多いので梅雨に入ってから再度狙ってみたいと思います。

その頃には、まとまった数が採集出来るかもしれません。

樹液を吸うオス

こちらの画像は、木の根元から流れている樹液を吸いにやって来たコクワのオスです。

器用に木の幹と土との間の隙間に入り込んでいます。

こういった場所も隠れ家になるので樹液さえあれば集まります。

こちらも写真撮影だけでそのままにして帰りました。

樹皮の裂け目に隠れるオス

こちらも人の気配を感じで樹皮の裂け目に隠れたコクワのオスです。
※こちらも越冬個体ですので写真だけです。

外敵から身を守る為に(樹洞)付近から出ている樹液をエサ場に選ぶ事が多いです。

画像左側の背中にコウモリ模様の赤いマークが有る小さな虫は、ヨツボシケシキスイという樹液性の昆虫です。

梅雨に入ると個体数が増えるので、これからが楽しみです。


【野外採集品に関する安心の5項目】

・当店では、越冬個体や産卵過多のメス、欠損、麻痺、穴傷がある野外採集品の販売を一切行っておりません。

・販売個体は、全て採集直後から保管、出荷(お届け)まで一貫して1匹ずつ個別管理を行なっております。

・クワガタのコンディションを維持する為に真夏は18℃の冷温室で涼所保管を行なっています。

・餌には、国産プレミアム昆虫ゼリープロゼリー(いずれも合成保存料無添加)を与えています。

ダニ取りマットでダニを除去してから出荷しております。

以上の徹底した管理を行い厳選したペアをお届け致しております。

★勿論、死着補償と業界初のお届けから3日間の死亡補償付きです。