今日（2017年6月30日）の福岡県は、時々強い日差しが差す曇りで非常に蒸し暑い一日でした。

今日から本格的な入荷が始まった屋久島産クワガタの天然個体を紹介したいと思います。

※勿論、天候次第になりますが明日以降も入荷を予定しています。

こちらは、今まで入荷した中で最大サイズの屋久島産ヒラタクワガタ(宮之浦産)66.7ミリの超特大サイズです。

アゴのラインと内歯（アゴの内側の大きな突起）の張り具合が何とも言えないシビれる個体です。

今年は、めったに採れないサイズの入荷が序盤から有り驚かされました。

こちらの個体は、ダニ取りマットで完全にダニが落ちたのを確認してから出品予定です。

（それまで2から3日ほどお待ちくださいませ）

こちらは、本日入荷した天然ヤクシマノコギリクワガタ60ミリの大湾曲の水牛です。

現地の採集者の方に水牛のみを厳選していただく様にお願いしていますのでハイレベルな個体ばかりです。

屋久島からは、採れ次第に他の種類も入荷すると思います。

※週明けの屋久島の天候は、晴れの予報になっているので個人的に楽しみです。

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【野外採集品に関する安心の5項目】

・当店では、越冬個体や産卵過多のメス、欠損、麻痺、穴傷がある野外採集品の販売を一切行っておりません。

・販売個体は、全て採集直後から保管、出荷（お届け）まで一貫して1匹ずつ個別管理を行なっております。

・クワガタのコンディションを維持する為に真夏は18℃の冷温室で涼所保管を行なっています。

・餌には、国産プレミアム昆虫ゼリーやプロゼリー（いずれも合成保存料無添加）を与えています。

・ダニ取りマットでダニを除去してから出荷しております。

以上の徹底した管理を行い厳選したペアをお届け致しております。

★勿論、死着補償と業界初のお届けから3日間の死亡補償付きです。

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次は、最新羽化の新成虫のクワガタを紹介します。

画像は、2017年6月最新羽化のトカラノコギリクワガタ（悪石島）の大型水牛タイプ68ミリのオスです。

今年は、数が少ないですが少しずつ羽化しています。

■下記のエサ交換リレーで羽化させました。

• 1本目（2016年8月2日、二齢）：ブナ菌糸ビン550cc（現在はブナ遮光500ccへ仕様変更）
• 2本目（2016年11月1日、終齢）：無添加マットボトル850cc（現在は遮光クリアボトル800ccタイプへ仕様変更）
• 3本目（2017年3月2日、終齢）：同上

→2017年5月11日蛹になっているのを確認→6月羽化。

2本目からは、終齢での暴れ（菌床の掻き混ぜ）を防ぐ為にマットボトルでの飼育へ切り替えています。

・菌糸ビンからマットへの切り替えについて＞＞

※マットボトルの中身の無添加虫吉幼虫用マットは、発酵ガスや発酵熱が出ない上に持ちも良いので約4ヶ月に1回の交換で済み、幼虫のストレス痩せも軽減できます。

こちらも6月最新羽化の国産ノコギリクワガタの水牛62ミリのオスです。

昨年の夏に採集した天然採集のメスで産卵セットを組んで産まれた幼虫を育てました。

■下記のエサ交換で羽化させました。

• 1本目（2016年9月18日、二齢）：無添加マットボトル850cc（現在は遮光タイプ800ccへ変更）
• 2本目（2017年1月27日、終齢）：同上

→2017年5月下旬に蛹になっているのを確認→6月羽化です。

基本的にマットは、蛹室（空洞）を作るまで約4ヶ月毎の交換をお勧めします。

因みに飼育温度は、空調管理で18から22℃の範囲内で保っています。

こちらも6月羽化の国産ノコギリ63ミリの水牛タイプのオスです。

交換リレーは、先ほどの個体と全く同じです。（兄弟です。）

この時期に羽化した新成虫は、真夏の高温環境だと梅雨明け後（8月頃に）直ぐに活動を開始する事があります。

来年まで（少しでも長く）飼育したい方は、冷房管理で成熟と活動を遅らせる必要があります。

羽化直後の温度が高すぎると自然界での晩夏型（二次発生型）と同じ活動サイクルになってしまいます。

こちらも6月羽化の国産ノコギリ66ミリの大型のオスです。

こちらも先ほどの個体と同じ交換リレーです。

実は、出荷済みでブログで紹介できませんでしたが70ミリ（訳あり）も羽化しています。

これからも羽化や入荷がありますので面白い情報があれば紹介します。