今日も福岡県福津市は、少しだけ寒が緩みましたが曇り空の少し寒い一日でした。
今年も残り10日余りになりましたがクワガタの幼虫のエサ交換や成虫の羽化チェックを急ピッチで進めています。
今回は、コクワガタの仲間の幼虫のエサ交換の様子をお伝えしたいと思います。
画像は、8月17日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したヤクシマコクワガタの終齢です。
交換が遅れてしまい4ヶ月経過してしまったので流石に成熟が進んでしまいましたが7グラムの体重なので50ミリオーバーが狙えるかもしれません。
幼虫の飼育温度は、21から22度です。
※今年は、業務用のエアコンを入れているので18度の設定でも20℃を超えてしまいます。
2本目は、オオクワマットを飼育ボトル550ccに木製プレスで固く詰めた状態の物に投入します。
550ccボトルは、容量が少ないので詰める際は、思い切り固く押し詰めてください。
詰め込みが弱すぎると途中で緩んだり乾燥してしまい成長に支障が出る恐れがあります。
画像の様に専用シャベルでマットの表面に幼虫が入る程度の大きさの穴を開けると楽です。
エサ交換用のスプーンを用いて穴の中に幼虫をそっと入れます。
後は、蓋を閉めるだけで幼虫は勝手に潜って行きます。
因みに終齢での暴れ(菌床のかき混ぜ)を避けて大型個体を狙う為にマットへ切り替えています。
こちらは、9月11日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに入れた国産コクワガタの終齢6グラムです。
今年は、11月から急に寒くなったので早めに暖房を入れた影響で成長が早まっているようですが48ミリ前後は確実に狙えそうな感じです。
因みに腰の辺りの白い斑紋は、一見するとメス痕(メスの斑紋)に見えますが実際は脂肪痕の様なもので実際はオスです。
※メス斑紋と形や色が異なります。
オスでも終齢初期から中期くらいまで薄っすらと見える場合があります。
こちらは、9月13日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccへ投入した国産コクワの終齢7グラムです。
先ほどの幼虫よりも加齢が進んでいるので年明けには蛹室を作りそうな感じですが上手く育つと50ミリオーバーが狙えるかもしれません。
先ほどと同様に2本目は、マットへ切り替えています。
こちらは、9月3日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したアマミコクワガタの終齢4グラムです。
既に終齢後期に入り黄色っぽくなっていますので年明けから蛹室を作りそうな感じもします。
この種類は、オスとメスの幼虫の大きさが殆ど同じです。
12月も少しずつ羽化していますので機会が有れば紹介したいと思います。