ノコギリクワガタの仲間の終齢幼虫の12月末の菌糸ビンからマットボトルへの交換の様子

今日の福岡県福津市は、曇り時々雨の少し寒い一日でした。

夜にブログを書いていますが現在は、風が強くなり大荒れの天候になっています。

今回も前回に引き続き幼虫の菌糸ビン→マットへの交換の様子をご紹介したいと思います。

ノコギリの終齢

画像は、9月15日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したノコギリクワガタ(福岡県福津市産)の終齢です。

11グラムの幼虫

1本目食い上げ時点で11グラムでした。

今回、他の個体でも軒並み10から11グラムの体重でした。

天然個体のメスを産卵させましたが血筋や環境が良かったのか思ったよりもアベレージが高かったです。

マットボトルへ投入しました。

2本目は、終齢での菌糸ビンの暴れ(菌床の掻き混ぜ行動)を回避して大きく育てる為にマットボトル850ccへ投入してマット飼育へ切り替えています。

※幼虫をボトルへ移し替える際は、画像の様にエサ交換用のスプーンを用いて慎重に行うと確実です。

マットボトルについて

マットボトルの中身の無添加虫吉幼虫マットは、ボトル内で残留添加剤の腐敗ガスが発生しないので幼虫への負担を極限まで減らせます。

持ちが良いので交換頻度を落とせて幼虫のストレス縮みのリスクを軽減できます。

ガス抜き不要、加水不要です。

交換は4ヶ月に1回の間隔で済むので少しズボラ飼育が可能です。

クロシマノコギリの終齢15グラム

こちらは、1本目(9月3日)にブナ菌糸ビン550ccに投入したクロシマノコギリクワガタの終齢15グラムです。

糞をしてしまいましたが1本目で15グラムだったので大型個体の期待が持てます。

マットボトル850ccへ投入します。

2本目は、マットボトル850ccへ投入しました。

※この方法で過去に数回、70ミリを羽化させました。

70ミリの羽化を紹介した情報>>>

トカラノコギリの終礼16グラム

こちらは、2017年8月30日にブナ菌糸ビン550cc(1本目)に投入したトカラノコギリクワガタの終齢16グラムです。

こちらも1本目でマズマズの大きさだと思います。

上手く育ってくれると70ミリを狙えると思います。

但し、幼虫の体重は、『水もの』という表現が当てはまる程で必ずしも大きな成虫で羽化してくれるとは限りません。

マットボトルへ投入しました。

こちらもマットボトル850ccへ切り替えました。

オキナワノコギリの終齢

こちらは、9月3日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したオキナワノコギリクワガタの終齢です。

脱糞してしまったので12グラムですが2本目のマットボトルでどれくらい伸びてくれるか楽しみです。

ヤエヤマノコギリの終齢

こちらの幼虫は、9月3日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したヤエヤマノコギリクワガタの終齢(石垣島産)です。

小型の種類なのでグラムでもマズマズの体重です。

こちらも2本目は、マットボトル850ccへ投入しました。

自己ベスト更新に向けてがんばります。

クチノエラブノコギリの終齢13グラム

こちらは、9月15日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したクチノエラブノコギリクワガタの終齢13グラムです。

今年は、久しぶりに天然個体が入荷したので産卵セットを組んでみました。

2本目は、マットボトル850ccに投入して大型個体を狙っています。

今週は、年末最後の作業を急ピッチで進めていますので残りの様子は後日お伝えしたいと思います。