ヒラタクワガタの幼虫など菌糸ビン→マットボトルへの交換の様子

今週から年明け最初の幼虫のエサ交換の作業を進めています。

お正月休みの間の遅れを店長と一緒に一気に取り戻すつもりです。

今回の作業で出てきた大きな幼虫を紹介をしたいと思います。

宮崎県産ヒラタの終齢

こちらの画像は、昨年(2017年)9月25日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに投入したヒラタクワガタ(宮崎県産)の大きなオスの終齢です。

昨年の夏に入荷した天然メスで産卵セットを組み産まれた幼虫です。

今まで1本目で19グラムに乗る事が余りなかったので今後が楽しみです。

ボトルに投入

2本目は、終齢での菌糸ビンの暴れ(菌床の掻き混ぜ)による縮みを回避して大きく育てる為に無添加虫吉マットボトル850ccへ投入しました。

菌糸ビンからマットへの切り替えについて>>

マットボトルについて

マットボトルの中身の無添加虫吉マットは、ボトルの中で残留成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心です。

ガス抜きや加水も不要です。

劣化が遅いので思いっきり固く詰め込んでおくと3から4ヶ月毎の交換で済みます。※泥状になりにくいのでズボラ飼育が可能です。

なので交換頻度を落とせて幼虫へのストレスも軽減できます。

勿論、2本目のボトルをギリギリまで引っ張って、出来ればこのまま(2本目)で羽化させたいところです。

終齢のオス

こちらは、2017年10月13日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに投入したヒラタクワガタ(福岡県福津市産)の終齢のオスです。

こちらも先ほどの宮崎県産と同様に2本目はマットボトル850ccへ投入しました。

トクノシマヒラタの終齢

こちらは、10月8日に1本目のブナ菌糸ビン550ccに投入したトクノシマヒラタクワガタの終齢です。

1本目にしては、先ず先ずのサイズだと思います。

ボトルに投入

2本目は、マットボトル850ccに投入しました。

大きな幼虫を投入する際は、専用のシャベルもしくは、交換用スプーンで幼虫が入る程度の大きさの穴を掘って行うと作業が楽です。

スプーンで投入

あとは、スプーンで慎重に持ち運んでボトルに投入後に蓋をして交換作業の完了です。

※次の交換は、3から4ヶ月後になりますが、その際に蛹室(楕円形のサナギの部屋)を作っていたら中止してください。

ヤクシマコの終齢

こちらは、2017年9月15日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入したヤクシマコクワガタの終齢(オス)の7グラムです。

昨年の夏に入荷したメスで産卵させて産まれた幼虫です。

ボトルに投入

2本目は、オオクワマット(550ccボトルに木製プレスで固く詰めた物)に投入しました。

容器が小さいので詰める際は、思いっきり強く押し詰めてください。

詰め込みが弱すぎると途中で乾燥したり緩んでしまい正常に生育できない恐れもあります。

この種類は、加齢が早く、直ぐに蛹化するので2本目で羽化すると思います。

昨年は、7グラムで51ミリ(52ミリに限りなく近い)が羽化したので今年もパーソナルベストサイズを目指したいと思います。