九州北部は、2月14日に春一番が吹き、先日までの寒さが嘘の様な暖かい天気が続いています。
今回は、今週初めに行った離島産ノコギリクワガタの仲間の幼虫の2本目へのエサ交換(菌糸ビンからマットへの切り替え)の様子をお伝えしたいと思います。
画像は、11月11日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入して今回の交換を迎えたクチノエラブノコギリクワガタの終齢です。
まだまだ伸び白がある大きな幼虫です。
昨年の夏に入荷した天然採集品のメスが余ったので初秋に数セット産卵させて産まれた幼虫です。
体重は脱糞後でも13グラムのありました。
この種類は、この体重でも特大サイズの水牛を十分に狙えます。
2本目は、終齢の暴れ(菌床の掻き混ぜ)を防ぐだけでなく、交換頻度を抑えてじっくりと大きく育てる為に無添加マットボトル850cc(虫吉幼虫用マットのボトル詰め商品)へ投入しました。
一般的な添加剤発酵のものと異なり残留成分の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が一切発生しないため幼虫にとって安心安全です。
勿論、ガス抜き不要、加水不要です。
※持ちが良いので4ヶ月に1回の交換で済みストレス痩せのリスクを軽減できます。
こちらは、1本目(2017年11月4日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入した壱岐産ノコギリクワガタの終齢13グラムです。
こちらも昨年の夏に入荷した天然のメスで産卵セットを組んで産まれた幼虫です。
※2017年10月に割り出しを紹介した産卵セットの割りカスから出て来た幼虫です。
こちらも2本目は、無添加マットボトル850ccへ投入しました。
こちらも1本目(2017年11月17日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入したミシマイオウノコギリクワガタの終齢です。
こちらも脱糞後ですが13グラムの大きな幼虫です。
こちらも2017年10月に割り出しを紹介したセットの割りカスから出て来た幼虫ですが順調に大きく育っています。
今年は、全体的に大型化しているので夏の羽化でパーソナルベストを塗り替えてくれそうな予感もしています。
こちらも1本目(2017年11月3日)にクヌギ菌糸ビン550ccに投入したヤクシマノコギリクワガタの終齢13グラムです。
2017年10月30日に紹介した割り出しの幼虫です。
現時点では、最大ですが昨年の16グラムの幼虫には及びません。
※16グラムでギネス超級の68ミリ超が羽化したので2本目のマットボトルで一伸びが無ければ自己ベスト更新が厳しいかもしれません。
◆68.5ミリの羽化を紹介した記事>>>
今回紹介した個体は、偶然に全て13グラムでしたが今後の成長が楽しみです。