週の半ばから寒い日が続いていますが3月も下旬に差し掛かり、九州北部では桜の花も開花間近といった感じです。
昨日からブログのシステム障害が発生しているようでページが正常に開かずにご迷惑をお掛けしております。
今回は、春の羽化状況をご紹介したいと思います。
画像は、2月下旬に羽化したスジブトヒラタクワガタ(徳之島天城町産)60ミリの上翅のシマ模様が綺麗な個体です。
横幅があり逆三角形のガッチリしたマッチョ系の日本固有種です。
好戦的な性格で挟む力も強いです。
●下記のエサ交換リレーで羽化させました。
- 1本目(2017年7月30日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目(2017年11月17日、終齢):無添加マットボトル850cc(虫吉幼虫用マットのボトル詰め商品)
⇒2018年2月1日にサナギになっていたので3本目の交換無し。
成長速度が速い種類なので終齢での菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ)によるサイズのロスを防ぐために2本目からマットボトルへの飼育へ切り替えました。
添加剤が一切入っていないので、ボトルにカチカチに固く詰めても幼虫が致死に至る様な発酵ガスや発酵熱が発生しないので安心安全です。
また、持ちが非常に良いので固く詰めた状態で確実に3から4ヶ月間は、交換無しで大丈夫です。
固く詰めた方が内容量が多い事を意味するので交換頻度を落とせます。
交換頻度が低いほど、幼虫への負担(ストレス痩せ)を軽減できるので大型化させやすいです。
なお、水を加えると極端に劣化が早まってしまうので無加水で使用してください。
次も同じく2月下旬羽化のスジブトヒラタ(徳之島天城町産)62ミリの綺麗な個体です。
先日のブログで紹介した奄美産に続き、徳之島産の方も徐々にサイズアップしています。
※交換リレーは、最初に紹介した60ミリと同じなので省略いたします。
こちらは、先月から少しずつ羽化していますので出せるようになった物からホームページにアップしています。
こちらは、2月に羽化したオキノエラブヒラタクワガタ65ミリの大型個体です。
このサイズは、久しぶりの羽化になります。
赤みが強くアゴもガッチリしたカッコ良い個体だと思います。
アゴの裏の微毛が特徴の変わった種類です。
こちらは、2016年に割り出した幼虫が今年になって羽化したパターンです。
●エサ交換のリレーは下記のとおりです。
- 1本目(2016年12月6日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目(2017年3月9日、終齢):無添加マットボトル850cc
- 3本目(2017年10月6日、終齢用終):同上
⇒2018年1月19日にサナギになっているのを確認したので4本目の交換無し。
2本目から3本目の交換は夏を挟んで蛹化するかしないか微妙な感じだったので少し引っ張り気味になってしまいましたが大きく育ってくれました。
こちらは、メスの羽化が確認でき次第の出品になります。
※メスが羽化しなかったらお蔵入りになってしまうかもしれません。