サーバーのトラブルで更新できずに申し訳ございません。
今回は6月にお伝えする予定だった新成虫の羽化情報を短くお伝えしたいと思いおます。
画像は、6月最新羽化のアマミコクワガタ36ミリの大型のオスです。
昨年の夏に入荷した天然個体を産卵させて生まれた幼虫を羽化させました。
●下記のエサ交換のリレーで羽化させました。
- 1本目(2017年10月3日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目(2017年12月30日、終齢):オオクワマット(550ccボトルに木製プレスで固く詰め込んだ物)
終齢での暴れ(菌床の掻き混ぜ)による縮み防止の為に2本目から上記のとおり、エサの切り替えを行っています。
マットを詰め込む際は、思いっきり強く押し固めてください。
この状態なら確実に4ヶ月間交換せずに済みますのでストレス痩せのリスクも軽減できます。
なお、詰め込みが弱すぎると途中で緩んでしまったり乾燥して蛹化できない等のトラブルの発生率が上がります。
5月下旬に蛹化していたので3本目の餌交換無しです。
こちらは、アマミコクワ37ミリの大型の個体です。
大型化すると内歯がより上を向く傾向があります。
交換リレーは、最初に紹介した個体と同じなので省略します。
こちらは、現時点で最大サイズのアマミコクワ38ミリの特大サイズのオスです。
※パーソナルベストです。
こちらのエサ交換リレーも最初の個体と同じなので省略します。
こちらは6月最新羽化のトクノシマコクワガタ37ミリです。
エサ交換リレーは下記の通りです。
- 1本目(2017年9月3日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目(2017年12月17日、終齢):オオクワマット(容器は550cc)
エサ交換の概要は、冒頭の個体で説明済みなので省略させていただきます。
今回紹介の2種類は、沖縄から奄美までに生息するリュウキュウコクガタと呼ばれる種類の亜種です。
分布が北に行くほど、内歯(顎の内側にある左右の突起)が上を向く傾向があります。
また、奄美大島の亜種は、雌雄共に上翅の点刻列(スジ)が目立ちます。
※特にメスのスジが顕著に現れます。
夏の羽化シーズンを迎えていますので今後が楽しみです。