2018年6月の国産カブトムシの羽化と人工蛹室の代用品の情報

いよいよ九州の梅雨明けも近づきカブトムシのシーズンを迎えつつあります。

先月末に羽化した個体を紹介したいと思います。

※因みに羽化後の交配を防ぐために幼虫の時点でオスとメスを別々に分けて飼育しています。

大型のオス76ミリ

こちらは、6月羽化の国産カブトムシ(福岡県福津市産)76ミリの大型のオスです。

ワインレッド系でツノが大きなカッコいい個体です。

屋外に積んだ自家製腐葉土(堆肥)に発生した天然の幼虫を掘り上げて飼育しました。

大きな幼虫は、先に出品してしまったので残った小振りの幼虫を無添加虫吉マットで育てましたが上手くリカバリーして概ね70ミリ(7センチ)を超えてくれました。

赤い77ミリのオス

こちらは77ミリの綺麗な赤カブトのオスです。

大きなオス79ミリ

こちらは、今季最大サイズの79ミリのオスです。

※8センチには、あと一歩及びませんでしたが綺麗な赤カブトです。

但し、誠に申し訳ございませんが6月の情報につき大型個体は既に売り切れています。

※サーバーがパンクしてしまいリアルタイムで情報を更新できずに申し訳ございません。

現在は、70ミリ前後のみの出品になっていると思います。


因みに掘り出し時にサナギで出てきた場合は、下記の画像の様に空き缶や空き瓶で人工蛹室を作ることが可能です。

日本のカブトムシは、クワガタと異なり横向きでは無く縦向き(直立)した状態でなければ羽化できません。

保湿性の為に下には、湿らしたキッチンペーパーを敷いています。

乾燥防止の為にラップを輪ゴムで止めて爪楊枝で4から5箇所くらい小さな空気穴を開けています。

人工蛹室

こちらのサナギも先日、全て無事に羽化しました。

※当店の公式サイトには、ティシュペーパーを用いていますがキッチンペーパーの方が分厚いので簡単でした。

羽化した新成虫は、気温にも左右されますが概ね1週間から10日後に活動を開始して産卵可能になります。

空き缶を用いた人工蛹室の作り方>>

クリアホルダーを用いた人工蛹室の作り方>>

1匹ずつ個別に飼育管理して傷が無い元気なペアをお届けいたします。