8月の雑木林は、カブトムシ一色です。【夜間の樹液採集の様子】

8月も連日の様に夜間の昆虫採集に出掛けています。

お盆が近づくと秋に向けての飼育作業や菌糸ビン詰めがあるので近場しか回れませんが、真夏になると高確率で毎日の様にカブトムシやクワガタに出会えるので十分に楽しませてくれます。

夏の採集シーズンは、長い様で短く、あっという間に終わってしまいますので悔いが残らない様にしています。

樹液に集まるカブトのオス

今年は、カブトムシの発生のピークの7月下旬から8月上旬頃に合わせて急に樹液を出し始めるクヌギが多く、たくさんの個体を見かける事ができます。

今年は、夜になっても30度を超える熱帯夜が続いているせいか、極端に大きな個体はいませんが画像の様に75ミリ前後の立派なオスを時々見掛けます。

※左側の端っこからメスがやって来ました。

複数のペア

樹液が出ている所には、画像の様に複数の個体が集まっていました。

複数のコクワとメス

樹液酒場には、複数のコクワガタとメスが頭を突っ込んで樹液を吸っています。

今年は、日本海に面している福津市でも日中に35から38度を記録するような猛暑の夏でしたので二次発生と呼ばれる初夏に羽化して夏に早期活動を開始するコクワガタも多かったと思います。

樹液を吸うオス

少し前までクワガタを見かけることが多かったツルが巻きついたクヌギも、今では、カブトムシの独壇場になっています。

赤いオス

真っ赤な色をした綺麗なオスです。
※通称:スーパーレッドです。

ただし、当店ではケンカ傷(穴あき)個体の販売を行なっていませんので残念ながら写真だけ撮って帰りました。(右上翅の中央付近に穴がありますので)

ペア

九州北部は、8月上旬にカブトムシの発生のピークがやって来るので今が一番面白い時期です。

今年の夏は、例年よりも兎に角、発生数が多いので寝るのを忘れて昆虫採集にハマってしまいそうです(汗)

今シーズンは、未だ80ミリオーバーを採集していないのでお盆休み前までに何とか見つけたいと思います。

夏の昆虫なので暑さに強いと思われがちですが実際は、暑さに弱いので今年の様な猛暑の年は、冷房が効いた涼しい部屋での飼育が必要です。

【30度以下での飼育をお願いします。】

※8月15日以降は、幼虫飼育のシーズンに入りますので息抜き程度に採集に出掛けます。

毎年の事ですがお盆が過ぎると夏が終わったみたいで少し寂しい感じがします。


・当店では、越冬個体や産卵過多のメス、欠損、麻痺、穴傷がある野外採集品の販売を一切行っておりません。

・販売個体は、全て採集直後から保管、出荷(お届け)まで一貫して1匹ずつ個別管理を行なっております。

・クワガタのコンディションを維持する為に真夏は18℃の冷温室で涼所保管を行なっています。

・餌には、国産プレミアム昆虫ゼリープロゼリー(いずれも合成保存料無添加)を与えています。

ダニ取りマットでダニを除去してから出荷しております。

以上の徹底した管理を行い厳選したペアをお届け致しております。

★勿論、死着補償と業界初のお届けから3日間の死亡補償付きです。