国産オオクワガタの大型幼虫30グラム超級の菌糸ビン交換の紹介

今日の九州北部は、曇り空のぐずついた天気ですが週末は少し暖かい日が続きそうです。

いよいよ今年も残り10日を残すのみとなりました。

今回は昨日行った国産オオクワガタの幼虫の菌糸ビンの交換の様子をお伝えしたいと思います。

食い尽くされた菌糸ビン850cc

画像は、約2ヵ月半前に国産オオクワガタ佐賀県神崎の終齢を投入したボトルの画像です。

中身の菌床を見事なほど食い尽しています。

※現在、画像の乳白色ボトルの商品は、終売です

●これまでのエサ交換リレーです。

・1本目(2018年6月22日、初齢):クヌギ菌糸ビン550cc(現在は遮光クリアボトル500ccタイプへ変更)→

2本目(2018年10月11日、終齢):クヌギ850cc(現在は遮光クリアボトル800ccタイプへ変更)

上の方まで順調に食い上がっており、中からどんな大きさで出てくるか楽しみな感じです。

ボトルから出した大きな終齢

ボトルから出してみると確実に30グラムを超える丸々と太った大きな終齢が出てきました。

クワガタの幼虫のエサ交換方法>>

32グラムの幼虫

大きな糞を幾つかしてしまったので少し体重が減ってしまいましたが32グラムの大きな終齢でした。

専用シャベルで穴をあける様子

今回の終齢は、30gオーバーだったのでクヌギ菌糸ビン1500ccに投入しました。

※現在、画像の乳白色ボトル1500ccは、終売につき遮光クリアボトル1400ccタイプへ仕様の変更が発生しています。

投入する際は、画像の様に菌糸ビン専用シャベルで幼虫が入る大きさの穴を開けると作業が楽です。

幼虫を投入

先ほどの作業で開けた穴に投入するとスムーズに潜って行きます。

1500ccの菌糸ビン用ボトルは、蓋の形状をご覧いただくと気付かれる方も多いかもしれませんがひっくり返し飼育専用のボトルです。

幼虫を投入したら蓋を閉めて、そのまま約1週間ほど経過して底の方で落ち着くまで待ってからボトルをひっくり返し(蓋が下)の状態にしてください。

水分の蒸発やキノコの防止だけではなく、キノコが酸素を用いてオガクズを分解する際に排出する水と二酸化炭素をボトルの外に効率よく発散させて劣化速度を落としてくれます。

もちろん、余分な遊離水も上手く排出してくれますので80ミリ作出の必需品かもしれません。

31グラムの幼虫

こちらも同じく佐賀県神埼産オオクワのオスの終齢31グラムです。

●エサ交換のリレーは下記のとおりです。

・1本目(2018年7月28日、初齢):クヌギ菌糸ビン550cc(現在は遮光500cc)→

・2本目(2018年10月29日、終齢):クヌギ〃〃850cc(現在は800cc)に投入→

・3本目( 2018年12月21日、終齢)クヌギ〃〃1500cc(現在は1400cc)

オスの幼虫30グラム

こちらは、 3本目の交換を迎えた福岡県城島産オオクワの30グラムの終齢です。

●エサ交換リレーです。

・1本目(2018年6月27日、初齢)のクヌギ菌糸ビン550cc(現在は500cc)→

・2本目(2018年10月19日、終齢):クヌギ〃〃850cc(現在は800cc)→

・3本目(2018年12月21日、終齢):クヌギ〃〃1500cc(現在は1400cc)に投入した

本当は、数日前に37グラムの終齢が出てきたのですがカメラの電池切れで紹介できなかったのが残念です。

30グラムオーバーが他にも普通に出てきたので来年が楽しみです。

菌糸ビンの交換タイミングは、最初の画像のように白い部分が6から7割ほど無くなった時かあまり食べていなくても2ヶ月半から3ヶ月の交換が必要です。

※キノコの菌がオガクズ常に分解しており、3ヶ月で劣化してしまいますので見た目の判断以上に中身が水っぽくなっています。

年末になりましたが面白い情報がありましたら紹介したいと思います。