連休の関係で少しご無沙汰していましたが令和最初の投稿です。
今回は、4月最新羽化のタカラヒラタクワガタの大型個体を少しだけ紹介したいと思います。
画像は、2019年4月最新羽化のタカラヒラタクワガタ71.8ミリの超大型個体です。
※限りなく72ミリに近いサイズで勿論、パーソナルベストのサイズです。
手に乗せると独特の重量感がある個体です。
アゴも太く、極太系で迫力があります。
今回の個体は、下記のエサ交換リレーで羽化させました。
※飼育温度は、20から22度の範囲内で一定に保っています、
・1本目(2018年6月9日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在はブナ遮光タイプ500ccへ商品変更)
・2本目(2018年10月11日、終齢):無添加虫吉マットボトル850cc(現在は遮光タイプ800ccへ変更)
→2019年2月12日に蛹室(空洞)を作っていたので3本目の交換なし。
2本目からは、いつもの様に終齢幼虫での菌糸ビンの暴れを阻止して大型化させる為にマットへの切り替え飼育を行いました。
マットボトルとは、無添加虫吉幼虫用マットをボトルに超固詰めした虫吉オリジナルの商品の事です。
添加剤を一切加えずに発酵させた昆虫マットなのでボトル内で残留有機物の発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心です。
超固詰めタイプなので持ちが良く、今回の様に少しズボラ気味の交換リレーでも大型個体を狙えます。
交換頻度を適度に減らした方が掘り出し時のストレス痩せのリスクを軽減できます。
幼虫を確実に落ち着かせる為には、ボトル詰め後(到着後)に2から3日ほど温度慣らしを行なってから幼虫を投入するのがコツです。
飼育スペースには、必ず扇風機かサーキュレーターで空気循環(サーキュレーション)を行いボトル内の空気が入れ替わりやすい環境を作る事が重要です。
※幼虫が潜らない場合でも蓋を閉めたままのボトルに直接弱い風を2から3日当てるだけで解決する場合があります。
こちらも4月最新羽化のタカラヒラタ69.8ミリの超大型個体です。
アゴが太くてガッチリとした体型の個体です。
こちらの個体のエサ交換のリレーは、下記のとおりです。
・1本目(2018年5月13日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光タイプ500cc)
・2本目(2018年8月9日、終齢):無添加虫吉マットボトル850cc(現在は遮光タイプ800cc)
・3本目(20019年2月4日、終齢):同上
→219年3月11日、すでにサナギになっているのを確認。
蛹化のタイミング的に交換して間も無く蛹室を作ったと思われますが大きなストレス縮みも無く大型化してくれた様です。
1本目は、クヌギよりもブナの菌糸ビンを与えた方が圧倒的に良い結果が出ています。(当店の取扱商品での比較です。)
タカラヒラタは、以前にも71ミリ台後半の個体を羽化させたので次は、72ミリを目指して頑張りたいと思います。