トカラノコギリクワガタ70ミリオーバー乱発とヤエヤマノコギリの大型個体の羽化情報

3月も下旬に差し掛かり九州北部も過ごしやすくなりました。

今回は、春に羽化したクワガタの新成虫を少しだけ紹介したいと思います。

トカラノコギリ中之島産72ミリ

画像は、2月下旬最新羽化のトカラノコギリクワガタ(中之島産)72ミリ前後の大型個体です。

湾曲が効いたカッコ良い個体だと思います。

2019年2月24日に割り出した幼虫を下記のエサ交換リレーで羽化させました。

※飼育温度は、20から23℃前後です。

・1本目(2019年3月7日、二齢幼虫):ブナ菌糸ビン550cc(現在はブナ遮光500ccへ仕様変更)

・2本目(2019年6月24日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc(現在は遮光ボトル800ccへ変更)

※2本目への投入時の体重は、19グラムでした。

→2019年12月下旬に蛹室と思しき空洞を作っていたので3本目の交換無しです。

菌糸ビンからマットへの切り替え飼育について>>

マットボトル詰めの人手不足で少しズボラ気味の飼育になってしまいましたがノコギリクワガタの仲間は、交換頻度を適度に落とした方が大型化しやすいです。

マットボトルについて

マットボトルとは、無添加虫吉幼虫用マットの超固詰め商品の事です。

添加剤を一切加えずに発酵させた昆虫マットにつき、ボトルに固く詰めても残留添加成分による発熱を伴う再醗酵を起こさないので幼虫にも安心です。

持ちが良いので850ccボトル(現在は遮光クリア800cc)の場合、確実に4ヶ月に1回の交換で大丈夫です。

↑マットボトル詰めの作業動画です。(超固詰めの参考にしてみてください。)

ボトル詰め方法に関するページはこちら>>


トカラノコギリクワガタ中之島産72.5ミリ

こちらも同じくトカラノコギリ中之島産72.5ミリ前後の大型個体です。

独特の重量感があります。

飼育環境は、冒頭の個体と同じです。(こちらは、割りカスから出てきた幼虫を育てました。)

エサ交換リレーは、下記のとおりです。

・1本目(2019年3月24日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光500cc)

・2本目(2019年7月29日、終齢):無添加虫吉マットボトル850cc(現在は遮光800cc)

こちらは、2本目への投入時の体重を測っていませんが確実にマットで成長しています。

12月20日に前蛹になっていたので3本目の交換無しです。

こちらの個体は、直ぐに出品可能です。

↑トカラノコギリ70ミリオーバー4連発羽化の動画

ヤエヤマノコギリクワガタ石垣島産58.9ミリ

こちらは、2月最新羽化のヤエヤマノコギリクワガタ(石垣島産)58.9ミリの大型個体です。

パーソナルベスト更新サイズです。

エサ交換リレーは下記のとおりです。

・1本目(2019年4月8日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc(現在はクヌギ遮光500ccへ仕様変更)

・2本目(2019年8月29日、終齢):無添加虫吉マットボトル850cc(現在は遮光800cc)

→12月中旬に蛹室を確認したので3本目の交換無しです。

※マットボトル詰めが追い付かずに少しズボラ気味の交換になってしまいましたが大型化してくれました。

春になってその他の大型個体も少しずつ羽化しているので次回、紹介したいと思います。


トカラノコギリクワガタ70ミリオーバー乱発とヤエヤマノコギリの大型個体の羽化情報” への2件のコメント

  1. ようちゅ〜ぶ、初めて拝見させて頂きました!
    動画で見ると、さらにわかりやすいですね( ´ ▽ ` )

    • shimaj様

      いつもお世話になっております。
      コメントありがとうございます。

      動画は、3人で作成していますので作業のタイミングが合えば今回の様にYouTubeの動画とブログを連動できると思います。
      ホームページの飼育方法の箇所にも順次動画を入れる予定です。

      宜しくお願い致します。

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