いよいよ6月に入り、クワガタ採集のシーズンに突入しました。
お客様から天然ヒラタクワガタのお問い合わせを頂きましたので2020年初採集に出掛けてみました。
樹液が出ている樹皮の裂け目に隠れているので分かりにくいですが小型のヒラタクワガタのオスです。※30ミリ台の越冬個体です。
今年初めて見つけた天然のクワガタですが持ち帰らずに写真だけ撮影しました。
こちらも少し分かりにくいですが木の上の方の樹皮が剥がれた箇所に潜り込んでいるヒラタクワガタのオスです。
泥に塗れて白っぽくなっています。(木のやや左側)
日中は、木の根本付近の土の中に潜って過ごし、夜になって樹液に集まっている事が考えられます。
こちらは、樹皮の裂け目付近から出る樹液で見かけたコクワガタの30ミリ台のオスです。
ヒラタクワガタと同様に体型が平べったいので隙間に上手く隠れます。
先ほどと同じ木で採集したコクワガタのオスとメスです。
今晩は、画像以外にも何匹か採集できました。
こちらは、木の上の方の樹皮の裂け目に隠れていた52ミリ前後のヒラタクワガタのペアです。
※潜り込まれそうだったので自然写真を撮る余裕がありませんでした(汗)
アゴが太短いのでサイズの割りにドッシリとしたタイプです。
こちらは、別のポイントのクヌギの樹洞に頭を突っ込んで隠れている大型のヒラタクワガタ のオスです。
このパターンの場合、オスの奥に高確率でメスがいます。
陣取り合戦で樹洞を勝ち取った強いオスの縄張りにメスが集まってくるという習性を持っています。
オスは、フェロモンの様な物を出してメスに居場所を伝えていると言われています。
※メスは、かなり奥に入り込んでいたので撮影できませんでしたが10分ほど粘って無事に採集しました。
先ほどの樹洞に隠れていたヒラタクワガタのオスとメスです。
ノギスで測ってみると63ミリを少し超えています。(メスは、30ミリ前後)
今季は、幸先がよいスタートを切る事ができました。
こちらは、少し離れた海に近いポイントのクヌギで見かけたヒラタクワガタのオスです。(55ミリ前後でした)
少し上の方に樹液が溜まった樹洞があるので、そこに向かっている最中だった様です。
今季初採集でオスの大型個体を3匹に加えメスも見つける事が出来ました。
九州北部は、まだ梅雨入り前なので樹液が出ているクヌギも少なく、クワガタの数もイマイチです。
梅雨入り後の採集を今から楽しみにしています。
【野外採集品に関する安心の5項目】
・当店では、越冬個体や産卵過多のメス、欠損、麻痺、穴傷がある野外採集品の販売を一切行っておりません。
・販売個体は、全て採集直後から保管、出荷(お届け)まで一貫して1匹ずつ個別管理を行なっております。
・クワガタのコンディションを維持する為に真夏は18℃の冷温室で涼所保管を行なっています。
・餌には、国産プレミアム昆虫ゼリーやプロゼリー(いずれも合成保存料無添加)を与えています。
・ダニ取りマットでダニを除去してから出荷しております。
以上の徹底した管理を行い厳選したペアをお届け致しております。
★勿論、死着補償と業界初のお届けから3日間の死亡補償付きです。