価格:4,480円(税込)
[ポイント還元 90ポイント~]
総評: 4.9
いつも当店をご利用頂きありがとうございます。
越冬させるコツは、夏から秋を出来るだけ低温で飼育することです。
低温飼育することで寿命も長くなります。
ぶる~様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。
この度は当店をご利用頂きありがとうございます。
無事に到着して元気そうで安心致しました。
新成虫ですので低温飼育することで来年まで生きてくれます。
生き物のお届けですのでアフターフォローもしっかりと行っております。
シゲ様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。
いつも当店をご利用頂きありがとうございます。
今週から急に気温が下がってきましたので、そろそろ休眠越冬すると思います。
来春の本格活動も楽しみですね!
うさきち様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。
全国どこへでも安心、安全にお届け致します。
過去の通販の経験と実績から、最も安全かつ確実な発送方法と当店自慢の真心を込めた梱包法を使い、季節を問わず日本全国どこへでも確実に元気なクワガタ、カブトムシをお届け致しております。
成虫の発送には、割れ破損防止の為に大型カップ(空気穴開き)に1匹ずつ入れて、更に発泡スチロール箱に夏季は大型保冷材を一緒に入れて発送致します。(カップには、エサと敷き材の昆虫マットの他に夏季は新緑や青葉、冬期は落ち葉を入れ里山の自然と薫りを一緒に添えてお届け致します。)
また他の商品との同梱包発送も可能です。
①到着時の補償
お受取り時に死亡、衰弱、欠損があった場合はお申し付け下さい。
補償致します。
②さらに安心!業界初の3日間の飼育補償
飼育説明書もお付けしますのでご安心下さい。
なお、飼育説明書どおり飼育してお受取りから「3日以内」に死亡した場合にもご遠慮なくお申し付け下さい。補償致します。
※補償に掛かる費用は全て当店が負担致します。
皆様に自然や昆虫とのふれ合いを楽しんで頂けます様に全力を尽くします!
飼育・繁殖でご不明な点が御座いましたら親切丁寧に完全サポート致します。
ノコギリクワガタ
Prosopocoilus inclinatus
北海道~九州迄の日本全土に棲息する大型のクワガタです。
※但し、沖縄や南西諸島などの太平洋側の離島産の種類は別亜種です。
離島産の亜種と区別する為に「国産(本土)ノコギリ」と呼ばれる事があります。
大きく湾曲した大アゴと攻撃的な性格、荒々しい闘牛の様な動きで子供から大人まで人気がある昆虫です。
体長はオスが24から77ミリ、メスが19から41ミリ。
7センチを超えるオスは、幅や厚みがあり迫力満点です。
飼育下でもオス75ミリ、メス40ミリを超える個体の報告例があります。
オスは大きさにより、大アゴ(キバ)の形が異なる事で知られているクワガタです。
大型のオスの大アゴは、写真の様に外に張り出して大きく湾曲する事から「水牛(大歯型の事)」と呼ばれて人気があります。
但し小型個体は、小歯型と呼ばれ湾曲が無く真っすぐな大アゴにノコギリ状の小さな突起が沢山あります。
小歯型のアゴが鋸(のこぎり)の歯に見える事が名前の由来です。
※大きさによって小歯、中歯(中間型)、大歯(水牛)の3タイプのアゴの形状が顕著に現れます。
体色に関しては、カブトムシ同様に赤褐色と黒褐色の2パターンの色が存在しています。
理由として主な活動時間が日没間際~夜明け迄なので、外敵の鳥(特にカラス)に襲われない様に進化の過程でこの色になっている物と考えられます。
因みに日本のクワガタが黒いのは外敵のカラス等の野生動物(鳥獣)から見付からない為に暗い夜間に活動するからです。(保護色)
よって、黒だけでなく、夕焼けと朝焼け色(赤褐色や茶褐色)が存在します。
梅雨入り~梅雨明けまでのカブトムシが余り居ない時期に発生のピークを迎えます。
主にクヌギやコナラ、ヤナギ、ハンノキ、ニレの樹上の高い位置の樹液に集まる習性が有ります。
※地域によっては、イチョウのメス木や柑橘系の木の樹液に集まる事があります。
メスは、赤から黒褐色の個体が多く丸みを帯びた卵型の体型をしています。
ヒラタに比べると立体的で光沢が鈍いので区別がつきやすいです。
飛行する事が多く光や振動等の刺激を受けて、木から落ちる時に飛んで逃げてしまう事も多いので採集には注意が必要です。
暗い時間帯は、柄の長い虫取り網が必要ですが明るい時間帯は、飛行性が少し落ちるので木を蹴っ飛ばして揺らして落ちたところを捕まえるという方法が効果的です。
クワガタの中で最も喧嘩が大好きで、大型のオスやカブトにも果敢に戦闘を挑んでいきます。
湾曲した長い大アゴで挟んで投げ飛ばしたり、木から突き落としたりと激しく戦います。
※ヒラタクワガタの様に挟んで締め付けるタイプではありませんが、それでも挟む力は意外に強く、相手のアゴをへし折ったり、大きな穴を開けて致命傷を与える事も有ります。
自然界では夏~秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する「初夏型(一次発生型)」、初夏に羽化して越冬せずに梅雨明け後に活動を開始する「晩夏型(二次発生型/早期活動型)」の2つの発生パターンの存在が知られています。
近年は、温暖化の影響で成長や活動のサイクルが早まって、後者の「二次発生型」が多くなっている様に思われます。
その証拠に天然採集品が飼育下で普通に越年(新年を迎える)実際の報告例が多くなっています。
因みに自然界では、秋になると広葉樹が落葉の為に樹液を出さなくなるので活動サイクルに関わらず、生きて行く事ができなくなってしまいますが飼育下では、二次発生(飼育下での早期活動型も含む)のみ年内に活動しても越年して翌年まで生きてくれる事があります。
どちらの活動パターンでも羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)では、夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。
(活動後、3ヶ月前後の寿命だと言われていますが温度やエサなどの飼育環境によっては、それ以上生きてくれることもあります。)
繁殖は、比較的簡単なので7月上旬から産卵の準備をすると夏休み中に幼虫飼育を行う事が可能です。
幼虫は、マットボトル850ccに1匹づつ入れて4ヶ月に1回の交換で大きく育てる事が可能です。
幼虫期間が比較的長いので1本目だけクヌギ菌糸ビン550ccに入れて終齢(三齢)幼虫まで育ててから2本目からマットボトル850ccでのマット飼育へ切り替える方法もオススメです。
※大きなオスは、幼虫期間が2年(2年掛けて羽化)の場合もあります。
虫吉では、マット飼育のみ、菌糸ビン→マットへの切り替え飼育の両方で70ミリを羽化させた事があります。