木製エサ皿のカビの落とし方
毎年、夏になるとお問い合わせが多い木製エサ皿のカビ。
飼育には問題が無いのですが始めて飼育される方にとっては不安要素の一つであるのも事実の様です。
そこで虫吉がスタッフの『たまさん』から主婦の知恵袋をお借りしてカビ落としの方法を紹介します。
必要な物は、何処の家庭の台所にある皆様がご存知の『酢(食酢)』です。
酢は、カビが苦手な酸性の自然食品で生き物にも安心です。
先ず、酢を容器(使い捨てのコップや食品カップ)に少し移します。
次にキッチンペーパーや不要な布切れに酢を染み込ませます。
あとは、エサ皿のカビた部分を軽く拭くと見る見る落ちて行きます。
頑固なカビの場合は、二度拭き、三度拭きをしてください。
拭き取った後は、日陰で干してから飼育容器に戻してください。
エサ皿を天日に当てて干すとヒビや変形、収縮の原因になります。ご注意ください。
インセクトシェルターなどの高価なレイアウト商品がカビて 頑固なシミになってしまった場合は、スプレーで酢を吹き付けて重曹をまぶすと泡の発砲効果で漂白されます。
ある程度シミが取れたら再び酢を含ませたキッチンペーパーで綺麗に拭き取ってください。
※重曹は、医療や食品添加物等にも使われており無害です。
後はエサ皿と同様に日陰干しを行った後で使用してください。
※シーズンオフの手入れに役立つテクニックです。
お酢は弱酸性です。
卵や幼虫の成長に害があっては行けませんので産卵木やマットには直接掛けないでください。
また生き物にも直接掛けないでください。
※なお、カビは自然界でも普通に存在しており、カビで卵や幼虫、成虫が死んでしまう事は有りません。
どうしてもカビが気になるお客様は、ゼリースプリッターとプラスチック製専用エサ皿をお勧めします。
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