ミヤマのメスの解説

メスの上からの画像

《ミヤマクワガタのメスの上からの画像》

大きさ:24~48ミリ

体の色は黒く背中の羽根には強い光沢が有ります。(稀に赤茶色っぽい個体もいます)

アゴが他の種類のメスに比べて太いのも特徴です。

メス(裏から)

《ミヤマクワガタのメスの裏からの画像》

また、裏返しにすると大腿(太もも付近)にオレンジ色の斑紋が有るので他の種類と容易に区別する事も可能です。


同じ場所に棲んでいるノコギリクワガタとの比較を行います。

ミヤマの表
表から見たミヤマのメス
ノコギリ(表から)
表から見たノコギリのメス

ミヤマの方が光沢が強く、角ばった体型でノコギリの様な楕円形(卵型体型)ではありません。

アゴの太いさや形状の違いも明らかです。

ミヤマ裏側
裏から見たミヤマのメス
ノコギリ(裏から)
裏から見たノコギリのメス

大腿のオレンジの斑紋の他に写真の様にミヤマは、驚くとカクカクしたポーズや動きをします。(時々、固まった様な面白い動きもします。)

このページは、メスの見分け方を解説したコーナーです。

当店ではメスのみ単品販売は行なっておりません。

ペア(オスとメス)のセットのみの販売になります。あらかじめご了承下さい。

★同じ種類のクワガタでもご自身で採集されたり飼育で余った個体と他の地域から持ち込まれた個体を交尾させてしまうと遺伝子撹乱や遺伝子汚染の子(愛好家の間で交雑品とも呼ばれます)が誕生してしまいます。

※昆虫にも植物と同様に同じ種類でも地域特有の遺伝子が存在します。

また、他の地域から持ち込まれた個体、他の地域のオスと交配させたメスや異なる地域との交配で生まれた個体を野外に放すと自然破壊(環境や生態系の破壊)の原因になるのでお嫁さん、お婿さん探しを目的とした購入は絶対に避けてください。

日本の里山の自然環境を守る為、何卒ご理解をお願い致します。

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