地元九州、福岡県城島産オオクワガタの繁殖品(飼育品同士の交配3代目=F3)、成虫ペアです。
自然界ではほぼ絶滅している幻のクワガタです。
九州の物にこだわって大切に飼育繁殖しています。
・オス:70mm、2024年1月羽化の新品成虫、状態良好、欠損異常なし
・メス:44mm、2023年11月羽化の新品成虫、状態良好、欠損異常なし
※爪切れ等の欠損が無い、写真の元気なクワガタをお届け致します。
オスメス共にエサは高品質、高栄養価の国産プレミアム昆虫ゼリーを与え1匹ずつ大切に管理しております。
もちろん未使用、未交配、未産卵ですので元気の良さはバツグンです。
オオクワガタは大人しい性格で、複数年生きてくれるので十分に飼育を楽しませてくれます。
またお子様と一緒に楽しまれる場合は家族の様な存在になってくれるはずです。
お届けについて(梱包について)
全国どこへでも安心、安全にお届け致します。
過去の通販の経験と実績から、最も安全かつ確実な発送方法と当店自慢の真心を込めた梱包法を使い、季節を問わず日本全国どこへでも確実に元気な個体をお届け致しております。
昆虫を入れる容器 |
昆虫発送時の箱 |
成虫の発送には、割れ破損防止の為に大型カップ(空気穴開き)に1匹ずつ入れて、更に発泡スチロール箱に夏季は大型保冷材、冬期は使い捨てカイロを一緒に入れて発送致します。
(カップには、エサと敷き材の昆虫マットの他に夏季は新緑や青葉、冬期は落ち葉を入れ里山の自然と薫りを一緒に添えてお届け致します。)
また他の商品との同梱包発送も可能です。
死着などの補償について(2つの安心補償!)
①到着時の補償
お受取り時に死亡、衰弱、欠損があった場合はお申し付け下さい。
補償致します。
②さらに安心!業界初の3日間の飼育補償
飼育説明書もお付けしますのでご安心下さい。
なお、説明書どおり飼育してお受取りから「3日以内」に死亡した場合にもご遠慮なくお申し付け下さい。
補償致します。
※補償に掛かる費用は全て当店が負担致します。
皆様に自然や昆虫とのふれ合いを楽しんで頂けます様に全力を尽くします!
ご不明な点が御座いましたら親切丁寧に完全サポート致します。
解説と飼育について
オオクワガタ
(Dorcus hopei binodulosus)
日本で最も人気のある国内最大級の大きさを誇るクワガタの王様です。
野外でのサイズは、オス20から76ミリ、メス22から48ミリ前後です。
但し、繁殖方法や血統の絞り込み技術の確立、エサの技術の向上に伴い大型個体の記録が更新され続けています。
9センチに迫るオスや6センチに迫るメスの繁殖記録も存在します。
北海道から九州と対馬、佐渡島の日本全国の幅広い範囲に棲息しています。
乱獲や開発、雑木林の減少に伴い自然界では、ほぼ絶滅状態にあり幻の存在となっています。
※地域によっては、絶滅危惧種に指定されています。
ペットとして輸入されている外来種(外国産)と区別するために愛好家から国産オオクワガタと呼ばれています。
太古の昔に元々、中国大陸や朝鮮半島に生息していたものが地殻変動により現在の日本に取り残されて独自の進化を遂げているとされています。
※よって太平洋側の小笠原や南西諸島等の離島には生息していません。
オスは、独特の太く内側に湾曲した大アゴと大きな一本の内歯(突起)が特徴で人気があります。
オオクワガタのメスは背中の翅に筋が有り他の種類との区別も比較的簡単です。
※画像は、天然の50ミリ台のオスです。
小から中型のオスは、画像の様に大アゴの内側の内歯の突起が上を向かずに横向きかやや下に向き、上翅のスジ(点刻列)が少し目立ち始めます。
東北ではブナ林、その他の地域ではクヌギの樹液に集まりますが日本の在来種の小型の実がなる栗(山栗(シバグリとも呼ぶ))の大きな樹洞でも見つけた事があります。
地域により台場クヌギ(伐採された幹から複数の太い枝が生えた状態)に集まる事で知られています。
数が少ない上に臆病で大木の高い場所を好み、樹液が出ている近くの樹洞(木の大きく深い裂け目や空洞)に隠れている事が多いので採集が難しいです。
オスは樹洞に居着き余り飛行しませんが、メスは飛行してオスの元に集まったり、産卵場所に向かいます。
走光性(光に集まる習性)が強いので街灯や自販機の周辺での発見例もあります。
初夏や冷夏の他、大雨や台風が去った直後の肌寒く他の昆虫が活性していない時間帯に姿を見せる事があります。
但し、マナーが悪い採集者による幼虫や新成虫の材割り採集(自然の朽木割り)で生息場所が無くなっており年々個体数が減少して絶滅が危惧されている昆虫です。
民家の敷地内のクヌギや朽木の中から難を逃れて細々と暮らしている成虫や幼虫の発見例が実際に存在します。
暑さ寒さに非常に強く、さらに寿命も非常に長いです。
・推奨温度:0から30℃
※最低気温は少し低くても大丈夫ですが、30℃以下をお勧めします。
真冬に成虫を暖かい場所で管理すると体力の消耗が激しくなってしまい繁殖や寿命の面でデメリットが発生しやすいです。
一般的に寿命は、羽化して3年以上あります。
飼育環境次第では、羽化してから6年以上生きた報告例も実際に存在しており、最長の寿命を持ちます。
自然界では、希少な割に繁殖難易度が低いので簡単に繁殖が可能です。
※画像は、コバエ防止ケース(中)、成虫マット、クヌギ産卵木(M)、国産プレミアム昆虫ゼリーを用いています。
幼虫飼育は、虫吉クヌギ菌糸ビンが大きくなりやすいのでオススメです。
菌糸ビンは、マットに比べて劣化が早いので交換間隔は、2から3ヶ月毎に1回です。